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	京大インスリン看護師木原初公判
	同僚の検事　「私が辞めてでも公表する」と幹部に訴え
	京都市「空き缶条例」　採決見送り
	吹田市　８４歳男性とみられる遺体　殺人か
	神戸の偽ブランド販売店を捜索
	児童たちが「漬物づくり」体験
	ルイヴィトン店荒らし　バッグなど４０点以上盗難
	ＣＬ汚職　贈収側が何度も不正請求か
	スプレー強盗　男性殴られ重傷
	男児虐待死　同居の男が罪状認める
	秋なのに、ソメイヨシノ咲く
	関西経済４団体　日銀総裁に円高是正策要望

最終更新日時：2010年9月29日 06:07

京大インスリン看護師木原初公判

犯行を認めた元看護師に懲役3年を求刑

京都大学附属病院で女性患者に大量のインスリンを投与し、一時重体に陥らせた元看護師の女の裁判で、検察側は懲役３年を求刑しました。起訴状などによりますと京大病院の元看護師・木原美穂被告（２４）は、去年１１月、当時入院していた９４才の女性患者に対し、３日間で３回にわたって治療に必要のない大量のインスリンを投与し、重体に陥らせた、傷害などの罪に問われています。２８日の裁判で木原被告は「間違いありません」と起訴事実を認めました。検察側は「被告は他の患者にも不必要な薬を投与していて、犯行は極めて自己中心的であるまじき行為だ」と指摘、木原被告に懲役３年を求刑しました。一方の弁護側は「被告は真摯に反省している」として執行猶予を求めました。判決は来月２９日に言い渡されます。

( 2010/09/29 1:28: 更新)

同僚の検事　「私が辞めてでも公表する」と幹部に訴え

佐賀元明前特捜副部長

大阪地方検察庁の特捜部を舞台にした証拠改ざん事件で、逮捕された検事の同僚らが「改ざんの事実を公表をすべき」と当時の特捜部の副部長に強く求めていたことがわかりました。
関係者によりますとことし１月、特捜部検事の前田恒彦容疑者（４３）から証拠のフロッピーディスクの書き換えについて告げられた男性検事らが佐賀元明前特捜副部長に報告をしました。その際、同席した女性検事が「公表しないなら、私が検事を辞めてでも公表します」と事実関係の公表を強く求めていたということです。また、２月初めには同僚の検事らが既に関係者に返却したフロッピーディスクを改めて回収して解析するよう求めたということです。
しかし、大坪弘道前特捜部長らはこうした内容には一切触れず、小林敬検事正に「トラブルはあったが問題ない」などと報告していたということです。
最高検察庁は、２８日も大坪前部長らから事情を聴いていて、犯人隠避の罪にあたるかどうか刑事責任についても慎重に捜査しています。

( 2010/09/28 19:09 更新)

京都市「空き缶条例」　採決見送り

１０月２８日の会期末までに結論

アルミ缶などの持ち去りを禁止する京都市の条例案について、市議会はより慎重な議論が必要だとして、予定していた採決を見送りました。京都市はリサイクルの徹底などを理由に、空き缶など資源ごみの持ち去りを禁止する条例改正案を議会に提出しています。これに対しホームレスとその支援団体は「不況で仕事がない中アルミ缶の回収は唯一の収入源であり、条例は命に関わる死活問題だ」として、反対署名を集めて京都市に提出しています。２８日に開かれた市議会の委員会では各会派の中で意見がまとまらず、より慎重な議論が必要だとして、予定していた採決を見送りました。「反貧困ネットワーク京都」舟木浩・弁護士は「あくまでも先送りされただけですから、放置されてきた問題について改めて社会に訴えかけていって、もっと議論されるように運動を強めていきたい」と話していました。市議会は今後、条例案の是非について審議を続け、１０月２８日の会期末までに結論を出す見通しです。

( 2010/09/28 19:09 更新)

吹田市　８４歳男性とみられる遺体　殺人か

事件のあった府営住宅

頭に複数の傷、見つかった遺体はタオルで覆われていました。２８日正午前、大阪府吹田市の府営住宅で、この部屋に住む８４歳の男性とみられる遺体が見つかりました。警察は殺人事件の疑いもあるとみて捜査しています。２８日午前１１時半ごろ、吹田市藤白台３丁目の府営住宅４階の一室で、安否確認のために訪れた警察官が仰向けに倒れた男性の遺体を見つけました。男性はこの部屋に一人で住む河内山十一（８４）さんとみられます。玄関の鍵は施錠されていましたが、頭に複数の傷があったほか、タオルやカーペットが遺体を隠すようにかかっていたということです。河内山さんは在宅介護サービスを受けていましたが今月２０日に家族を名乗る男性から「孫と旅行に行くのでキャンセルする。帰ってきたらまたお願いする」という電話がありその後連絡が取れなくなったということです。警察では殺人事件の疑いもあるとみて死因などを調べています。

( 2010/09/28 19:08 更新)

神戸の偽ブランド販売店を捜索

役員の女ら８人を逮捕

シャネルなど有名ブランドのアクセサリーの偽物を販売したとして、兵庫県警は神戸市の服飾雑貨店を捜索し、関係者８人を逮捕しました。商標法違反の疑いで捜索を受けたのは、神戸市中央区の三宮センター街にある服飾雑貨店「Ｓｅｉｋａ」の本店や大阪市の店舗など計９ヶ所です。警察の調べによりますと、「Ｓｅｉｋａ」はことし７月、女性客らに偽物のシャネルのピアス８点を１点あたり１５７５円で販売した疑いがもたれています。２８日の捜索で、兵庫県警はピアス２０００点以上を押収するとともに、経営者の妻で店の役員の清田理恵容疑者（３２）ら８人を逮捕しました。調べに対して、清田容疑者は「韓国へ行くたびに仕入れては売っていた」と容疑を認めているということです。

( 2010/09/28 18:26 更新)

児童たちが「漬物づくり」体験

地元の伝統野菜「下田ナス」を使って

滋賀県湖南市で、小学生たちが地元の伝統野菜「下田ナス」を使って漬物づくりを体験しました。体験学習を行ったのは湖南市立下田小学校の児童５３人で、漬物工場で指導を受けた後、早速、「下田ナス」のヘタを切り落とす作業に入りました。今回、漬け込むのは約５０キロの「下田ナス」で、漬け込み作業を通じて児童に地域の伝統文化を学んでもらおうと行われました。「下田ナス」は、小学校がある下田地区に古くから伝わる野菜の一つで、普通のナスより小ぶりで、皮が薄く、実もやわらかいため、漬物に適しているということです。児童たちは２８日に漬けた下田ナスを、３０日の給食で試食するということです。

( 2010/09/28 14:16 更新)

ルイヴィトン店荒らし　バッグなど４０点以上盗難

わずか２分間の犯行だった

２８日朝早く、大阪市内にあるルイヴィトンの直営店で、バッグなど４０点以上が盗まれました。わずか２分間の犯行でした。午前５時ごろ、大阪市中央区のルイ・ヴィトン大阪心斎橋店で、「泥棒が入っているようだ」と通行人から通報が入りました。警察によりますと、入口のガラス戸がバールのようなものでこじ開けられ、店内にあったバッグなど４０点から５０点が盗まれたということです。犯人グループとみられる３人組の男らは、わずか２分間で犯行を終え、店の前に止めていた車に乗り込み、歩道上を東方向に逃げていったということです。この店では今年１月にも、バッグや時計など約９００万円相当が盗まれる事件が起きていました。警察では窃盗事件として捜査しています。

( 2010/09/28 12:43 更新)

ＣＬ汚職　贈収側が何度も不正請求か

贈賄業者宅の捜索（堺市）

コンタクトレンズ販売会社の監査をめぐる贈収賄事件で、贈賄業者が診療報酬の不正請求を繰り返していた疑いがあることがわかりました。この事件は、厚労省の課長補佐・住友克敏容疑者（５０）がコンタクトレンズ販売会社の役員・佃章則容疑者（５５）らから、監査を免れるよう便宜を図った見返りに、約１５０万円の賄賂を受け取った疑いがもたれているものです。佃容疑者は、コンタクトレンズ販売会社とその隣にある眼科診療所を経営していて、その後の調べで、この眼科診療所が診療報酬の水増し請求を繰り返ししていた疑いがあることが新たにわかりました。水増し請求は、実際には点数の低いコンタクト検査を行ったのに、高額な眼科検査として計上するなどしていたということで、一部の眼科医会では、実際に「問題がある」として行政に報告していました。一方、住友容疑者には競馬などで多額の借金があったということで、警察は事件の全容解明を進めています。

( 2010/09/28 12:39 更新)

スプレー強盗　男性殴られ重傷

腕時計と携帯電話を奪われる

２８日未明、大阪市北区で２人組の男が男性の顔にスプレーをかけて殴りかかり、腕時計などを奪って逃げました。男性は重傷を負いました。午前３時すぎ、大阪市北区扇町の路上で、飲食店アルバイトの男性（３１）が２人組の男に殴られているのを男性の知人が見つけ、警察に通報しました。警察の調べによりますと、男性は事件前に聞き覚えのない男の声で、「北野病院に来てくれ」と電話で呼び出され、向かったところ背後から、「こっちや」と声をかけられました。振り返ると、２人組の男が男性の顔にスプレーをかけ、馬乗りになって何度も殴りかかり、腕時計と携帯電話を奪って逃げたということです。男性は肋骨を折るなどの重傷です。現場近くでは、白いマスクを着けて黒っぽいスエットを着た４０歳前後の男と、黒っぽいジャージを着た４５歳前後の男が走って逃げるのが目撃されていて、警察が強盗傷害事件として調べています。

( 2010/09/28 12:34 更新)

男児虐待死　同居の男が罪状認める

検察は冒頭陳述で、「日常的に暴力を繰り返した末の犯行」と断罪

堺市でことし４月、同居していた１歳６か月の男の子の腹を強く抑え、死なせたとされる男の裁判員裁判が始まり、男は起訴事実を認めました。傷害致死の罪に問われているのは、無職の古田島昻志被告（２３）です。起訴状によりますと、古田島被告はことし４月、同居していた交際相手の女性の長男で、当時１歳６か月の岩本隆雅ちゃんの腹を両手や膝で強くおさえるなどの暴行を繰り返し、腹部内で出血させ死亡させたとされます。初公判で、古田島被告は、「間違いありません」と起訴事実を認めました。検察側は冒頭陳述で、「被告は以前、交際相手の女性に隆雅ちゃんの虐待を疑われたことから、それ以降はあざがわかりにくい腹を狙うようになった」と指摘。その上で「日常的な暴力を繰り返した末の犯行で、動機に酌量の余地はない」と主張しました。

( 2010/09/28 12:32 更新)

秋なのに、ソメイヨシノ咲く

猛暑の影響で勘違いしたのか？

この夏の猛暑の影響で、季節を勘違いしたのか、兵庫県篠山市では秋なのに、ソメイヨシノが花を咲かせました。秋の桜…といっても、コスモスではありません。小さな花を咲かせたのはソメイヨシノ。兵庫県篠山市の宮田川沿いの桜並木で見つかりました。専門家によると、サクラは冬支度のために葉を落とし、次の春に向けて新芽を膨らませるといいます。ことしは猛暑が続き、雨が少なかったため落葉が早く、準備をしていた新芽が何らかの原因で花を咲かせたのだろうということです。近くに住む人は、「ありえないとは言わないが、珍しい。」と話していました。２７日の雨で少し散ってしまったものの、数輪の桜はまだ残っているということです。

( 2010/09/28 12:28 更新)

関西経済４団体　日銀総裁に円高是正策要望

円暴騰に関西財界も悲鳴

関西の経済団体は２７日、日本銀行の白川方明総裁と大阪市内で懇談し、円高へのさらなる対応を要望しました。
日銀の白川総裁は、関西の４つの経済団体が共催した懇談会に出席しました。懇談会では関西の企業のトップから、「１ドル＝９０円台を切ると企業は大打撃を受ける」と日銀の円高へのさらなる対応を求める声が相次ぎました。大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭は「景気が二番底に陥る事態を何としても食い止めていただくよう、ファイティングポーズを顕示していただきたい」と話しました。日銀の白川総裁は「企業収益や企業マインドへの影響など、マイナスの要素は十分認識している」と円高を懸念する一方で、「海外企業のＭ＆Ａなど円高のメリットを活用する努力も必要だ」と話しました。

( 2010/09/28 11:22 更新)

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