後継者問題:「北の三代世襲は非正常国家への道」

進歩新党・趙承洙議員

 進歩新党の代表選挙に単独で出馬した趙承洙(チョ・スンス)議員(写真)は9月30日、北朝鮮で金正日(キム・ジョンイル)総書記から三男ジョンウン氏へ権力が継承され、「三代世襲」となることについて、「いかなる論理でも納得できないもので、非正常国家への道を歩んでいる」と述べた。趙議員は同日、蔚山市議会プレスセンターで行われた記者会見で、「北朝鮮が非正常国家への道を歩むことは、今後の南北関係にとって足かせになる可能性がある」と話した。同議員はまた、「(北朝鮮の三代世襲について)進歩陣営が明確な主張を表明しなければならない。これは、北朝鮮に対する進歩陣営の態度を決める重要な物差しになるもので、立場を明確にしなければ、進歩陣営もまた正常な組織として認められないだろう」と述べた。

チョ・ベッコン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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