「為国献身賞」の受賞者11人発表

安重根が旅順監獄で殉国する直前に書いた遺墨。
 安重根(アン・ジュングン)殉国100周年と本紙創刊90周年を迎え、共同で制定した「為国献身賞」第1号の受賞が決まった。この賞は、国家を守るために黙々と自己の本分を尽くす真の軍人や、国防・安全保障分野の発展に寄与した軍務員、研究員に与えられる賞だ。賞の名称は、安重根の遺墨「為国献身軍人本分」から取った。

 「忠誠部門」には、合同参謀本部のハ・ジョンシク中領(中佐)と海軍教育司令部忠武公リーダーシップセンターのイ・ヒワン大尉(34)が選ばれた。「勇気部門」には、海軍作戦司令部第5戦団海難救助隊長のキム・ジンファン中領(46)と空軍第6探索救助飛行戦隊のカン・ヨンス准尉(50)が選ばれた。

 「責任部門」には、陸軍第39歩兵師団工兵隊隊長のイ・ヒジェ中領(44)と陸軍総合整備倉のキム・デホン車両工場長が選ばれ、「献身部門」には、国防部遺骸発掘鑑識団発掘課長のイ・ヨンソク中領(51)と空軍第20戦闘飛行団装備整備支援のクォン・スンジョンさん(37)が選ばれた。「創意部門」には国防科学研究所のチェ・ジェウク先任研究員(44)と陸軍特殊司令部軍需参謀処のチェ・ジェグン元士(上級曹長)が選ばれ、在韓米軍に与えられる特別賞「韓米同盟賞」には、韓米連合企画管理参謀部のクリストファー・エスカミヤ中領が選ばれた。

 授賞式は30日午前、国防部大会議室で行われた。受賞者には賞金1000万ウォン(約73万円)が授与され、進級や各種選抜で特典が与えられる。

張一鉉(チャン・イルヒョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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