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2010年9月30日(木) 19:30 |
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「1票の格差」選挙無効求める裁判
今年7月の参議院選挙で、いわゆる「一票の格差」が生じたのは憲法違反だとして岡山市の女性が選挙の無効を求めている裁判の口頭弁論が広島高裁岡山支部で開かれました。
訴えによりますと、同じ定数1の岡山県と鳥取県を比較した場合、議員1人あたりの有権者数が鳥取県が24万人と全国最小なのに比べて、岡山県は78万人で1票の格差が3倍以上あると主張しています。 30日の口頭弁論で原告側は、住んでいる地域によって1票の重みが異なるのは法の下の平等に反すると主張しました。 これに対し被告の岡山県選挙管理委員会は、原告側の請求を棄却するよう求めています。 裁判は30日で結審し、12月16日に判決が言い渡されます。
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