8月の失業率、5・1%に改善 求人倍率は0・54倍
産経新聞 10月1日(金)8時43分配信
総務省が1日に発表した8月の完全失業率(季節調整値)は、前月より0.1ポイント低下の5.1%で、2カ月連続で改善した。また、厚生労働省が同日発表した求職者1人に対する求人数を示す8月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0.01ポイント上昇の0.54倍で、4カ月連続で改善した。
失業率の改善は、倒産や人員整理など「勤め先や事業の都合」による失業者が前年同月比で19万人減少したことなどが主因とみられる。ただ、総務省は「5%台という高い水準に変わりはない」として引き続き注視する考えだ。
男女別の失業率は、男性が0.1ポイント改善の5.4%。女性が0.1ポイント改善の4.6%だった。完全失業者数は、前年同月比24万人減の337万人で、3カ月連続で前年同月を下回った。一方、就業者数は18万人減の6278万人と、2カ月ぶりに減少した。
失業者数は300万人を超えるなど厳しい雇用情勢は続いているうえ、新卒の就職環境も好転していない。日本経済の先行き不透明感も強まっていることから、雇用情勢は再び悪化する懸念もある。
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最終更新:10月1日(金)9時55分
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