2010年 9月 30日 |
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琴平町温泉水増し問題の波紋
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香川県琴平町が温泉街に供給している温泉に水道水を混ぜていた問題で地元の旅館などでは温泉の表示の変更など対応に追われています。琴平町から温泉が供給されている旅館では30日朝、温泉の古い表示が取り外されました。温泉に水を加えた事を伝える新しい表示には、保健所への申請が必要で、その手続きや、予約客の問い合わせなど対応に追われています。今の所、町内の旅館やホテルで、キャンセルなど大きな影響は出ていないということですが、観光客からは驚きの声が聞かれます。この問題は琴平町が先月末まで2年4カ月に渡り、湯量不足を補うため水道水を混ぜた湯を町内10の温泉施設に供給していたもので、町側は事実を伝えていませんでした。
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岡山市が市道工事で積算ミス また入札中止
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岡山市が発注した市道の舗装工事で積算ミスがあり、入札が中止になっていたことがわかりました。入札が中止になったのは市道矢坂西町11号線の舗装工事です。北区役所建設課によりますと、職員が工事を発注する際、本来、計上しないはずの、道路標識や街灯の機材運搬にかかる費用など203万円分を、誤って含めた上で積算していたということです。今月16日に行われた開札後に参加業者の指摘で積算ミスが発覚しましたが、正しい積算で計算すると、落札候補者が入れ替わってしまうため、今月27日に入札中止を決めました。岡山市の入札中止は今年4月以降、6件目と相次いでいます。
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穴吹工務店 更生計画を裁判所が認可
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会社更生手続きを進めている高松市の穴吹工務店は、30日、東京地方裁判所から更生計画案が認可されたと発表しました。穴吹工務店が今年7月に提出した更生計画案ではグループ企業のうち主力のマンション事業に関係する穴吹工務店など5社を残し、その他は売却、清算することにしています。また、負債総額約1300億円のうち約600億円の債権放棄を金融機関などに要請します。穴吹工務店によりますと大多数の債権者から更生計画について同意を得られ、30日、東京地裁から更生計画案が認可されたということです。穴吹工務店では今後経営の再建を進め、2014年には債務を全て返済したいとしています。
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岡山市で合同就職面接会
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厳しい雇用情勢が続く中、来年春卒業の学生などを対象にした合同就職面接会が岡山市で行われました。これは岡山県などが新規学卒者の就職を支援しようと初めてこの時期に開いたものです。面接会に先立ちワークショップが行われ、学生たちが企業の人事担当者や若手社員から自己PR法のアドバイスなどを受けました。このあと県内の企業77社が参加して合同面接会が開かれ、学生たちは希望する企業のブースで面接に臨んでいました。日銀岡山支店によりますと県内企業の新卒者の採用計画は今年度が前の年に比べマイナス21.3%、来年度はさらにマイナス3.3%と依然として厳しい状況が予想されています。県では11月と来年2月にも合同面接会を開き、新卒者の就職支援を行うことにしています。
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