V6の岡田准一(29)が29日、都内で行われた主演映画「SP野望篇」(10月30日公開)の完成披露試写会に出席し、ブルース・リーの創始した武術「ジークンドー」とフィリピン武術「カリ」のインストラクター免許を取得したことを明かした。2年半前から本格的に道場でトレーニングを始め、試写会前日の28日に免状を取得。指導できる立場へランクアップした。
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アイドルらしからぬ、たくましい体つき、そして鋭い眼光。SPとして本物の要人・麻生太郎元首相(70)を観賞席へエスコートした岡田の圧倒的な存在感には、麻生元首相も「初めてやったんだと思うけど、手順はちゃんとしていた」と合格点を付けた。
アクションが見どころである今作のために、2年半前から格闘技のけいこを開始した。多忙な仕事の合間をみては週1、2回のペースで道場に通い、ジークンドー、カリ、修斗を学んだ。熱心な取り組みとセンスの良さで、28日にジークンドーとカリのインストラクター免許を同時取得。道場師範から「アプランティス・インストラクター/上級クラス生徒」の免状を受け取った。
ジークンドーは、ブルース・リーが創始した武術で、リーを頂点に9段階、8ランクのランク付けがなされている。「アプランティス‐」は3段階目の位置付けで、同ランクから生徒の指導できる立場となる。
岡田はその成果を撮影現場でいかんなく発揮。8カ月に及んだ撮影期間中、アクションの構成にも参加し、アクションシーンはスタントマンなしですべてを自ら演じた。
岡田を「師範」と呼び、アクション指導を受けた共演の堤真一(46)は「体つきが(07年の)ドラマの時と格段に違う」と舌を巻き、真木よう子(27)は「丁寧に教えてくれるけど、できないと怖い」と熱血指導ぶりに苦笑いを浮かべた。
作品を追求する姿勢が与えた師範の称号。「これからは、(共演者の指導に)お金がかかってくるかもしれないですね」と活動のフィールドをさらに広げた岡田からは充実感が漂っていた。
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