世界王座奪取へ意気込みを見せる李=横浜市・横浜光ジム
「WBA世界Sバンタム級タイトルマッチ」(10月2日、後楽園ホール)
挑戦者のWBA世界Sバンタム級14位・李冽理(28)=横浜光=が29日、横浜市の横浜光ジムで公開スパーリングを行い、ベルト奪取を誓った。試合当日には、李が勤務するパチンコ店の同僚ら600人以上が応援に駆けつける予定で、親交のある元WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守氏も来場する。「早くリングに上がりたい。死にもの狂いでベルトを取りにいきます」と決意の言葉を口にした。
リング上は強力助っ人が後押しする。ジムの先輩で元世界2階級制覇の畑山隆則氏のトレーナーを務めたルディ・エルナンデス氏(47)がセコンドにつくことが決定。練習ではさっそくエルナンデス氏がバンデージを巻き、呼吸もぴったりだった。既に120ラウンド以上をこなしてきた李は「12回戦うスタミナをつけた」と自信を見せた。
(2010年9月29日)