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ジョンウン氏、髪型は祖父似 拍手の仕方は父親似

2010年10月1日5時25分

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写真:朝鮮労働党代表者会に参加した金ジョンウン氏と見られる男性(前列)=ロイター
朝鮮労働党代表者会に参加した金ジョンウン氏と見られる男性(前列)=ロイター

写真:朝鮮労働党代表者会に参加した金ジョンウン氏とみられる男性(前列右端)=AP朝鮮労働党代表者会に参加した金ジョンウン氏とみられる男性(前列右端)=AP

 北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記からの権力継承路線が明確になった三男ジョンウン氏とみられる男性の写真と映像が30日、労働新聞や朝鮮中央テレビを通じて公にされた。その容姿や振る舞いは、祖父や父の姿をほうふつとさせる。

 黒っぽい人民服風の服装で、髪の両側を短く刈り上げている。北朝鮮で今も絶大なカリスマを誇る祖父、故金日成(キムイルソン)国家主席の若い頃の姿にそっくりだ。権威づけのため、意識的にスタイルを似せている可能性もある。

 28日にあった朝鮮労働党代表者会の模様を録画した映像を見ると、ひな壇ではなく会場の最前列に座り、金総書記を再び推戴(すいたい)することを支持する各組織代表らの演説が続く中で、他の参加者らとともに賛同の拍手を繰り返した。

 ただ、ほかの参加者が両手を顔の高さまであげて力いっぱい拍手するのに対し、胸ぐらいの高さで左の手のひらに右の手のひらを重ねるように拍手する。金総書記のやり方にそっくりだ。

 一方、金総書記はひな壇に座ったまま演説を聞く姿が多く、拍手をする時も、脳卒中の後遺症が残るといわれる左手はほとんど動かさず、右手だけを上下に動かすようにしていた。

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日本の中東研究者に中東の動きを鋭く分析してもらいます。東京外語大の飯塚正人教授とアジア経済研究所の福田安志氏の定期コラムも連載中。

後藤謙次さんの記事を配信中。第一線の論客と朝日新聞の専門記者60人が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

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