スポーツ観光マイスターに任命された小林可夢偉=東京・霞ヶ関の観光庁(撮影・出月俊成)
F1ドライバーの小林可夢偉(24)=ザウバー・フェラーリ=が29日、「スポーツ観光マイスター」に任命され、観光庁での任命式に出席した。
スポーツ観光マイスターは、スポーツの分野で活躍する人に日本の観光をアピールしてもらおうという目的で設立。溝畑宏長官から任命状とマイスターの名刺を手渡され「F1を通じて、海外からもっと多くの人が鈴鹿に来てくれるよう、海外で日本の良さをPRしたい」と意気込みを語った。
前戦のシンガポールGPは途中リタイア。次週日本GP(10月10日決勝、鈴鹿)を控える小林は「(前回の)結果は残念だったけど、レース自体は悪くなかった。鈴鹿ではベストを尽くして、最後は一生懸命頑張ったな、と思えるレースにしたい」と巻き返しを誓った。
(2010年9月29日)