記事入力 : 2010/10/01 07:28:17
パック入りキムチ、来週から大幅値上げ
忠清北道槐山郡の塩漬け白菜、相場の5分の1で販売
白菜価格の高止まりが続く中、大象やプルムウォンなど、パック入りキムチを手掛ける食品大手各社は、来週中に商品価格を最高で26.4%引き上げる予定だ。
30日に業界関係者が語ったところによると、大象のパック入りキムチ「宗家ジプ」は最近の白菜価格の高騰で、パック入りキムチの価格を最高で26.4%引き上げることを決め、この日大手スーパーなどに文書で通知した。同社は当初、値上げ幅を7-10%程度とする予定だったが、白菜価格の高止まりが予想以上に続いていることから、今回の引き上げ幅となった。
この結果、宗家ジプのポギキムチ(白菜などを細かく切る前のキムチ)は2.3キロ入りが現在の1万4950ウォン(約1100円)から1万8900ウォン(約1400円)に値上げされる予定だ。
またプルムウォンも、パック入りキムチの価格を10%ほど引き上げる方針を定め、同日大手スーパーに通知した。さらにCJ第一製糖、東遠F&Bなども、10%前後の値上げに踏み切る構えだ。流通業界の関係者は、「値上げの時期と価格の上げ幅に関しては、メーカー側と協議を行って、最終的に決めたい」とコメントした。
一方、忠清北道槐山郡で生産・出荷されている塩漬け白菜が相場の5分の1程度の価格で販売されていることから、業界や消費者の関心が集まっている。槐山郡塩漬け白菜生産者協会が販売している「槐山田舎塩漬け白菜(20キロ)」の価格は、現在2万5000ウォン(約1800円)だ。注文は槐山塩漬け白菜販売サイトで受け付けている。
洪源祥(ホン・ウォンサン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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