俳優、織田裕二(42)主演で昨年7月に公開された映画「アマルフィ 女神の報酬」がフジテレビ系連続ドラマで復活することが9月30日、分かった。来年1月スタートの「外交官・黒田康作」(木曜後10・0)。新パートナー役に女優の柴咲コウ(29)が決定した。
同作は、邦人テロ対策室の外交官・黒田(織田)が国境を越え活躍する物語。映画は邦画史上初の全編イタリアロケを敢行、興収36・5億円のヒットを記録した。
フジは「踊る大捜査線」シリーズなどとはひと味違う織田の大人の色気を感じさせる冷静な外交官キャラに惚れ込み、「映画1作で終わらせるのはもったいない」と“続編”制作を決めた。
新たな事件の舞台はサンフランシスコ、メキシコ、日本。海外ロケを行い、黒田の過去も描かれる。また、黒田の相棒は柴咲演じる女刑事。2人は06年の映画「県庁の星」以来の共演となる。
この日、都内でクランクイン。織田は「回を重ねるごとに繰り広げられる人間ドラマがとても楽しみ」、柴咲は「映画の世界観を引き継ぎつつ、黒田さんたちを素直にサポートしていきたい」と気合を入れる。
謎の死を遂げた黒田の旧友を香川照之(44)、その娘を夏帆(19)、黒田に疑念を抱く女性外務副大臣役を民放連ドラ初レギュラー出演となる草刈民代(45)が演じる。