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【プロ野球】オーナー発言はウソだった? ビジョンなき楽天の行く末… (1/2ページ)

2010.9.30 13:16
このニュースのトピックスパ・リーグ
8回、ソロを放った山崎武司を迎えるため目尻をかきながらベンチを出る楽天・ブラウン監督=Kスタ宮城(土谷創造撮影)8回、ソロを放った山崎武司を迎えるため目尻をかきながらベンチを出る楽天・ブラウン監督=Kスタ宮城(土谷創造撮影)

 プロ野球・楽天のマーティー・ブラウン監督(47)が29日、電撃的に解任された。同監督は昨年オフに2年契約を結んだが、米田純球団代表は「若手や中継ぎの育成という功績を残した。ただ、結果がすべて」と、任期を残しての解任の理由を説明。確かに、今季の楽天は開幕当初から低迷した。1度も勝率5割を超せず、6月26日以降は最下位から浮上することなく、9月19日の時点で最下位が確定した。

 成績不振は観客動員にも影響し、今季のKスタ宮城の入場者数は1試合平均1万6000人弱。昨季に比べて約1000人減少した。さらに、ブラウン監督の独善的な選手起用や采配に、チーム内から批判の声もあったという。

 だが、ブラウン監督は広島で4年間、監督を務めている。野村克也前監督(75=楽天名誉監督)を退任させ、後任を選んだ時点で楽天は、“ブラウン野球”が何たるものかを理解していたはずだ。さらに、昨年11月、ブラウン監督が就任した際、島田亨オーナーは「1年目の成績は問わない。2年目以降からの成績で評価したい」と話していた。それが、たった1年での解任。オーナー発言はウソだったのか? ということになる。

 2005年の初代監督、田尾安志氏(56)にしても3年契約だったが、1年目に最下位に終わるとあっさりと解任。ファンからは抗議が殺到した。

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8回、ソロを放った山崎武司を迎えるため目尻をかきながらベンチを出る楽天・ブラウン監督=Kスタ宮城(土谷創造撮影)
8回、本塁打を放った山崎(7)を迎える楽天・ブラウン監督=Kスタ宮城
楽天のブラウン監督

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