江西省に巡航ミサイル配備、沖縄、日本本土に照準

  カナダの軍事系の雑誌『漢和防務評論(Kanwa Asian Defence)』によると中国政府は江西省宣春市北部に第219巡航ミサイルを配備したと伝えた。沖縄と日本本土に照準を合わせている。中国のネットメディアに転載された。

  中国の戦略ミサイル部隊である中国人民解放軍第二砲兵部隊にミサイルは配備された。司令部には装備検査場2つ、連体型車庫7つなどの設備を備えている。広西チワン族自治区柳州市東南部に建設したCJ10巡航ミサイル基地と同様だという。

  同誌では基地にある巨大な倉庫や練習場などから、219巡航ミサイルのほか、発射車両16台、48基のCJ10も配備されていると推測している。(編集担当:中岡秀雄)

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