2010年09月26日（日）
富士山 一気に冬の顔
初冠雪、平年より６日早く
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山頂から８合目付近にかけてうっすらと雪をかぶった富士山＝富士吉田市上吉田
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甲府地方気象台は２５日、富士山が初冠雪したと発表した。平年より６日、昨年より１２日早い。独自に観測している富士吉田市も同日、昨年より１５日早く「富士山初雪化粧」を宣言した。山梨県内は２２日に甲府など３地点で最高気温が３５度以上の猛暑日を記録したばかり。富士山は早くも冬に向けての“衣替え”が始まった。
気象台によると、２５日正午ごろ、甲府市飯田４丁目の気象台から、山頂付近がうっすらと雪で覆われた富士山を職員が目視で確認した。昨年の初冠雪は１０月７日。気象庁は、山頂の一日の平均気温が最も高い日以降の冠雪を「初冠雪」としている。１８９４年の観測開始以来、最も早かったのは２００８年の８月９日。
一方、富士吉田市富士山課によると、２５日正午すぎに雲の切れ間から、山頂から８合目付近まで白くなっている富士山が見えた。２４日に８合目の山小屋から降雪の連絡はあったが、悪天候のためふもとからは確認できなかった。
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