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「自分で食べた」と校長が虚偽報告 生徒がホウ酸団子誤って食べた問題

産経新聞 9月27日(月)21時38分配信

 大阪市内の府立高校で家庭科の女性教諭(53)が作ったゴキブリ駆除用のホウ酸団子を女子生徒が誤って食べて救急搬送された問題で、実際は教諭が生徒にホウ酸団子を直接手渡していたにもかかわらず、校長が府教委に対し、「生徒が自分で食べた」と虚偽報告していたことが27日、分かった。

 校長や府教委によると、21日午前8時ごろ、教諭が「私が作った特製クッキーよ」とホウ酸団子を生徒に手渡し、それを食べた女子生徒が救急搬送された。当初、学校側は女子生徒が自分で机の上にあったホウ酸団子を食べたとする報告書を作成していた。

 しかし、学校側があらためて生徒や教諭に聞き取り調査をしたところ、生徒が自分でホウ酸団子に手をつけたのではなく、教諭から手渡されていたことが判明。21日午後に校長が府教委に報告書を提出する直前に、教頭が電話でその事実を連絡したが、校長は報告書の修正は行わず、内容に誤りのある報告書を府教委に提出した。

 生徒の救急搬送を報じた新聞報道を見た教頭が、府教委に事実と異なる情報が伝わっていることに気づき、校長に指摘。学校側は24日になって府教委に「事実と異なる報告をしていた」と連絡したという。

 27日に府教委を訪れた校長は報道陣の取材に応じ、「事実を隠すつもりはなく、最終報告の時点で修正すればいいと思っていた。私に責任があり、当該の生徒や保護者らに大変申し訳ない」と述べた。

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最終更新:9月27日(月)21時38分

産経新聞

 

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