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生徒の鼻と口ふさぎ気失わす 呼吸の説明で 横浜の教師

2010年9月30日12時12分

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 横浜市立山内中学校(青葉区)の男性教師(50)が理科の授業中、呼吸について教えようと1年生の男子生徒の口と鼻を手のひらでふさぎ、生徒が気を失っていたことがわかった。すぐ意識を戻したため、教師は学校や保護者に連絡しなかった。市教育委員会は30日、「一つ間違えば生命の危険もある」として、懲戒処分(戒告)にした。

 市教委によると、教師は6月24日、生物の「呼吸と光合成」の授業で呼吸のイメージを教えようと、近くの男子生徒を立たせ、左手を生徒の首にそえ、右手で口と鼻をふさいだ。生徒は教師の手をたたいて「苦しい」と意思表示したが、教師は「まだ大丈夫だろう」と判断。しばらくして生徒が気を失った。ふさいだ時間は10秒足らずという。

 生徒がすぐに意識を取り戻したため、教師は保健室に連れていかず、そのまま授業を続けた。保護者から学校に連絡があり、問題が明らかになった。

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