顧客満足度調査:現代自、17年連続でトップ(下)

 一方、今年の調査で1位が交代したのは、KFCを展開するSRSコリア(ファストフード)、大教(学習雑誌)、KT(国際電話)、GSカルテックス(ガソリンスタンド)、真露(焼酎)、柳韓キンバリー(生理用品)、サムスン電子(冷蔵庫、洗濯機)、エンジェリナスコーヒー(コーヒー専門店)、CJフードビル(ファミリーレストラン)、大田都市鉄道公社(地下鉄)など12部門だった。

 グループごとに見ると、サムスンは電子、金融分野など14部門、錦湖アシアナは乗用車用タイヤ、高速バス、航空、宅配の4部門でそれぞれ1位に選ばれた。

満足度は全般的に改善

 商品とサービスに対する顧客満足度は全体で2.3ポイント(前年比、以下同)アップの66.2ポイントとなり、1992年の調査開始以来、最高指数を記録した。今年の調査対象となった99部門のうち、91部門で満足度が前年に比べ改善した。

 製造業は2.7ポイント高い70.8ポイント、サービス業(公共サービスを含む)は2.6ポイント高い64.7ポイントだった。

 製造業分野では、生活家電に対する満足度の上昇が目立った。冷蔵庫は9.3ポイント、家庭用エアコンは8.5ポイント、洗濯機は7.8ポイントそれぞれアップした。

 サービス業部門では、最近の旅行業界の好況を反映し、旅行会社、高速バスが7ポイント以上の改善を示した。

 KMACのハン・サンロクCS経営本部長は、「今は受け身の顧客対応から脱し、積極的に顧客と接する企業が生き残る時代だ」と指摘した。

金承範(キム・スンボム)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る