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妻を殺害の被告 起訴内容認める 裁判員裁判初公判 栃木
妻を包丁で刺すなどして死なせたとして、殺人罪に問われている足利市の無職、店部正昭被告(66)の裁判員裁判初公判が29日、宇都宮地裁(井上豊裁判長)で開かれた。店部被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は、多額の借金を抱えた被告が「妻に嫌みを言われる生活を終わらせたいと犯行に及んだ」として「動機に被告に有利な事情はない」と指摘した。包丁で刺した後に首を絞めたことなどを挙げ、「犯行態様は悪質」とした。
この裁判では、呼び出し状を送付した57人のうち34人が出頭し、男性1人、女性5人の裁判員と、補充裁判員1人が選ばれた。