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【芸能・社会】

高知、坂本竜馬の拳銃展示復活へ 職員を特別職の公務員に

2010年9月29日 21時19分

 高知県立坂本竜馬記念館で再展示される坂本竜馬愛用の同型拳銃

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 8月下旬に高知県警から「銃刀法違反の疑いがある」との指摘を受けて撤去された坂本竜馬愛用の同型拳銃が、30日から高知市の高知県立坂本竜馬記念館で再展示されることが決まった。

 銃刀法は、発射可能な拳銃の展示を公務員が管理する場合に限定。同館は県の指定管理を受けた文化財団が運営していたが、県警が問題視した。

 県警と県が協議した結果、万が一の場合に備えて拳銃の撃鉄を切断し、動かないよう固定。県が拳銃の管理要項を策定して文化・国際課長を拳銃の監督責任者とし、館職員3人を県の特別職の公務員とすることで決着した。

 同館の森健志郎館長は「公務員なら良いという考えには釈然としないが、大勢のファンが心配していたので戻ってきて良かった」と話している。

 銃は米国スミス・アンド・ウェッソン社製の「モデル2アーミー」。高杉晋作が上海で購入し、竜馬に贈ったとされる。

(共同)
 

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