「東レ・パンパシフィックOP第3日」(28日、東京有明テニスの森公園)
シングルス2回戦で、世界ランキング29位のダニエラ・ハンチュコバ(27)=スロバキア=は、同67位のクルム伊達公子(40)=エステティックTBC=と対戦したが、第3セット第5ゲーム途中の右肩痛で棄権した。
伊達を相手に棄権で敗退したハンチュコバは、失意の表情を浮かべて会見場に現れた。「試合前から右肩が硬かった。第2セットに打ち返したときに痛んで、手首までビリビリきた。もっと前にプレーをやめるべきだった」と明かした。驚異の40歳の印象を「古いスタイルだけど、新しい技術と戦えるフィットネスのレベルがある。個人的にも尊敬しています」と語った。
(2010年9月28日)