米高官 尖閣で日本の対応評価
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米高官 尖閣で日本の対応評価

9月28日 9時32分 twitterでつぶやく

アメリカのキャンベル国務次官補は27日、ニューヨークで記者会見し、尖閣諸島をめぐる日本政府の対応について「菅総理大臣は、国家の指導者にふさわしいやり方で対応したとみている」と述べ、適切な対応だったという見解を示しました。

この中でキャンベル国務次官補は、尖閣諸島をめぐって日本と中国の間で対立が続いていることについて「アメリカは、領土問題については一方の立場にくみしないというのが長くとってきた方針だ」と述べ、アメリカは日中間の領土問題で中立的な立場を維持する姿勢を強調しました。そのうえで「菅総理大臣が、この難しい問題を国家の指導者にふさわしいやり方で対応したと思う。こうした問題に対応する際に、平和的な外交プロセスを行うことがどれだけ重要かを示すものだった」と述べて、ニューヨークの国連本部を舞台にした菅総理大臣の対応をはじめ、一連の日本政府の対応は適切だったという見解を示しました。