職安から失業給付金およそ700万円詐取の疑い 指定暴力団山口組や極東会系幹部ら逮捕
指定暴力団・山口組や極東会系の幹部らが、職業安定所から失業給付金およそ700万円をだまし取ったとして、警視庁に逮捕された。
詐欺の疑いで逮捕された山口組系の幹部・片野英司容疑者(36)と極東会系の幹部・奈木 崇容疑者(44)ら9人は、実態のない建築会社に勤務していたように装い、東京・町田市など4つの職業安定所にうその申告書などを提出し、失業給付金およそ700万円をだまし取った疑いが持たれている。
極東会をめぐっては、2009年、傘下組織の元組長の自宅などに銃弾が撃ち込まれる事件が相次いだ。
原因は、極東会内の内部トラブルとみられていて、警視庁は今後、奈木容疑者らの関与がなかったか、慎重に捜査することにしている。
(09/29 12:39)