福岡県内の駐車場で拳銃と実弾を密売したとして、大阪府警は29日、山口組系暴力団組員定松茂伸容疑者(35)=同県志免(しめ)町南里2丁目=を銃刀法違反(加重所持、営利目的譲渡)の疑いで28日に逮捕したと発表した。「拳銃を売買したことはない」と容疑を否認しているという。
捜査4課によると、定松容疑者は昨年12月10日、志免町のファミリーレストランの駐車場で、中国製トカレフ1丁と実弾14発を所持し、大阪市に拠点を置く東組系暴力団組員の男(61)=銃刀法違反罪(加重所持)などで実刑判決=に30万円で売った疑いが持たれている。