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2010年9月28日(火) 19:30 |
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高齢者ドライビングスクール
秋の交通安全期間中の28日、岡山市北区で高齢者のドライバーを対象としたドライビングスクールが開かれました。 高齢者が関連する死亡事故が後を絶たない現状を受けて、あらためて安全運転について考えてもらおうというイベントです。
岡山市北区の自動車教習所を貸し切って行われた高齢者ドライビングスクールの実技講習です。 車の影から飛び出してくる人やバイクに素早く反応し事故を防ごうというものです。 このスクールには、岡山西警察署管内に住む63歳〜85歳のドライバーが参加しました。 岡山県警によりますと、今年に入ってからの県内で発生した交通事故による死者は76人で、このうち65歳以上の高齢者は半数以上を占める42人です。 また65歳以上の死者のうち、高齢ドライバーはおよそ4割となる18人でした。 高齢化社会が進む中で、高齢ドライバーの数はますます増加しています。 若いときに比べ、緊急時の反応速度が年を取るごとに低下していく高齢ドライバー、ドライビングスクールでは自身の身体能力を知ることで安全運転を心がけてもらうことが大きな狙いです。 便利な反面事故が起きれば生命の危険にも繋がりかねない車の運転です。 自分の能力を十分把握した上での安全運転が求められています。
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