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2010年9月28日(火) 19:30 |
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錦海塩田跡地、瀬戸内市が取得へ
所有企業が自己破産した錦海塩田跡地について、瀬戸内市が取得する方針を示しました。 武久市長は会見し、議会などの承認を受けた上で、早ければ年内にも2億3千万円で一括購入する考えを明らかにしました。
錦海塩田跡地は、長さ2キロの堤防で締め切られた500ヘクタールの土地で所有していた企業が自己破産した後、瀬戸内市は跡地の取得などを検討してきました。 28日開かれた瀬戸内市議会・全員協議会の中で武久市長は、錦海塩田跡地を市が取得する方針を示しました。 市議会でも、特別委員会を設けるなどして土地の取得が妥当かどうか?などについてこれまで協議を重ねてきました。 堤防は海水が入り込む構造になっており、排水ポンプを止めると周辺の農地や住宅地への浸水被害なども懸念されていました。 このため地元の住民からは、市による公的管理を求める声が上がる一方、排水ポンプなどの管理や土地の利用、運営にかかる財政負担などについて心配する声もあります。 武久市長は、10月に臨時市議会を開き議会の議決などを得た上で、この土地を2億3千万円で年内にも一括購入する考えです。 しかし、土地利用については白紙で、今後の課題としています。
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