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白鵬陣営 「周りが弱いだけ」に猛反論

2010年09月28日
スポーツ

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 秋場所で全勝Vを果たした「両国のプリンス」こと横綱白鵬(宮城野)。敵なしの62連勝で今年の年間最多勝も確定させた。異次元の強さに、親方衆の間からは「周りが弱いだけ」などの指摘が出ているが、これに白鵬陣営は猛反論。「強くなりたいのなら出げい古に来い!」と声高に訴えた。
出げい古に来て、横綱に何度でも胸を借りればいい
不滅の大記録、双葉山の69連勝を視界にとらえた白鵬。貴乃花審判部長(元横綱)は「すごいね。よくそんなに勝つね。対抗馬? 横綱が抜けているんじゃないの」と脱帽するばかり。あまりの強さに、親方衆の間からは「周りが弱いだけ」「連勝記録に価値はない」と記録そのものに疑問を投げかける指摘さえ上がっている。そんな周囲の〝雑音〟に、白鵬陣営がかみついた。育ての親である熊ヶ谷親方(元幕内竹葉山)は、こう声を大にする。
「場所で横綱に勝てないのなら『何としても横綱を倒す方法を見つけてやろう』と必死にけい古すればいい。どうして、それをやらないのか。本来なら横綱が出げい古に行くんじゃなくて、下の力士が横綱の所に出げい古に行くもの。昔はそうだった。こっち(宮城野部屋)に出げい古に来て、横綱に何度でも胸を借りればいい」
白鵬が所属する宮城野部屋には横綱以外の関取がいない事情もあり、東京場所前は近隣の春日野部屋などに足を運んで調整している。ほかの部屋の力士が横綱の部屋に出げい古に来ることは、ほぼ皆無。5月の夏場所前には幕内猛虎浪(26=立浪)が出げい古に訪れたが、実際には白鵬が呼び寄せたものだった。「こうやって関取衆が来てくれることはうれしい」と話していたが、いまだに積極的に胸を借りに来る力士は出現していない。
親方衆は大関以下の力士のレベルの低さを嘆く前に、弟子を出げい古に来させろ——。そんな思いも白鵬サイドにはあるのだろう。この怒りの反論に、ライバル陣営はどう答えるのか。

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