前記事:【速報】中国人船長 処分保留で釈放決定
にたくさんのコメントをいただきありがとうございました。
拙ブログで1つの記事に対し100を超えるコメントをいただくことは、これまで滅多にありませんでした。皆さんの怒りや失望がどれほど大きかったかが分かります。
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にたくさんのコメントをいただきありがとうございました。
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釈放された船長が中国に帰国しましたが、それで一件落着なんてことにはもちろんならないわけで。
皆さんすでにご存知のように、船長の帰国後、すぐに中国政府は声明を発表し、「日本側は船長らを違法に拘束し、中国の領土と主権を侵犯した」として、日本側に謝罪と賠償を求めてきました。
盗人猛々しいとはこのことですが、中国という国を少しでも知る人であれば、こうなることは想定済だったのではないでしょうか。ただ、思ったより早かったので私はちょっと驚きましたが。
官邸も驚いたんじゃないですか。船長さえ帰せば中国側が態度を軟化させるだろうとか、お花畑な考えでいたに違いありませんから。
ちなみに、船長を釈放すると那覇地検が発表した当日ですら、中国の船2隻(中国農業省所属の漁業監視船)が尖閣諸島の領海付近を、夕方から深夜にかけ航行していたそうです(毎日9/25)。
中国側にしてみれば、「大騒ぎして、世界の目を引きつけて、日中間に領土問題が存在すると思わせる(錯覚させる)」作戦の第一段階は大成功したわけで、しかも「何だ、この程度の圧力で日本は折れるのか」と分かったわけですから、そりゃエスカレートして当然です。
中国政府の謝罪・賠償要求について、日本の外務省は「何ら根拠がなく、全く受け入れられない」とする佐藤悟外務報道官の談話を発表しましたが、今さら「毅然な対応キリッ!」なんて言っても遅いって。あとはもう舐められる一方ですよ。
中国の漁師もイケイケですよ。
船長の地元・福建省晋江市の漁村では、漁業関係者から尖閣諸島付近への出漁に強気な発言が相次いでいます。
「日本の取り締まりが厳しくなったため最近は行かなかったが、中国政府が力になってくれることがはっきりした。日本は怖くない」(時事9/25)ですと。
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こうなることを予想されていた一人、川合俊一さん(日本ビーチバレー連盟会長で元バレーボール選手)の発言を紹介します。
9/25放送読売テレビ「あさパラ!」での発言です。
「一番屈しちゃいけない国に屈しちゃった感じするね、今回。世界中とね、例えばさ、バレーの試合でもさ、たぶん他のスポーツでも世界と戦った人はみんな分かってると思うけど、アメリカとか韓国とかさ、いろんなとこに、試合してても、負けたらさ、そのあと、でも対等だったりするわけ。ま、負けても勝っても友だちよ。(スポーツマンシップ?と聞かれ)そうそう。中国って、もし、(日本が)試合負けるでしょ、そのあとみんなパーティとか行くと、もう昨日まで普通だった中国の選手が、もう『飲めよ飲めよ』と、もう上から来るわけ。もう嵩(かさ)にかかってくるの。あ、こいつらには絶対負けちゃいけない、負けたらこんな目に遭うんだ。試合でも、えっ?そんなインチキまで勝ちたいの?っていうぐらいのインチキしたりするんですよ。すごいこと。あのね、勝ってくると、たとえば1点取られてもいいから、こいつらに屈辱与えようみたいなね、そういうようなね、反則してまで点を取ってきたりするわけ。そこまでやっちゃいけないだろ。だから俺たちは、もうだいたい、中国には負けるの絶対だめだと。もうおっしゃるように、もう一回負けたらずっと負けますよって言われるから。負けちゃいけないって…」
「(中国政府が賠償と謝罪要求をしてきたことについて)返したから、良かった良かったとはならないもんね。こうやって、おまえらが悪いんだって、また嵩にかかって、また来るでしょ。今後、大変なことになるよ」
「(文化交流まで駄目にするのは、中国がいかに駄目な国なのかを表しているという話の流れで)それ世界発信しないと。中国人ていうのは何が一番嫌かというと、自分が何されると嫌かというと、自分の仲間が笑われるのが一番嫌なの。そうすると普通、日本人だったら庇うけれども、中国人は優勢な時は庇うけど、ちょっと劣勢になると、みんな引くから。だから今回もしかしたら、たとえばいろんな、こういう事例を出して世界に発信して、温家宝がとんでもないことを言ってるってね、怒るんじゃなくて、笑うの。『アッハッハ、温家宝が』って、一斉に笑うの。そうすると、中国人は一気に、『あ、温家宝って笑われてる』って思ったら、一気に引くから。そういう、別に、いい悪い別として、そういう国民だから」
この日は勝谷誠彦さんも出演されていて、熱く語っておられましたが、私は川合さんの話の方が印象に残りました。
川合さんは番組レギュラーで、普段どっちか言うとボケ担当でハイヒールにツッコミ入れられる立場なんですが(^_^;、さすがスポーツ選手として世界を回られていた方だけに、そのへんのタレントとは違って良く分かってらっしゃるなぁと思いました。
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さて、現在この問題でもっぱら国民の関心が集中しているのは、「船長釈放を決めたのは、ほんとは一体誰なのか?」ですよね。
各メディアや識者がいろんなことを言ってますが、今のところ、「官邸(≒仙谷官房長官)が中心となって、検察に直接あるいは間接的に圧力をかけたのでは?」という説が多いようです。
読売9/25によれば、菅首相が「『超法規的措置』は、取れないのか」と周囲にいらだちをぶつけていたものの、実際に動いたのは仙谷官房長官と前原外務大臣だと。
もしこれが事実だったら前原さんの評価は急降下ですね。お花畑揃いの民主党の中にあって、数少ない現実派かつ対中強硬派だと思われてきたのに。
前原さんは船長釈放後、「東シナ海に領土問題は存在しない。 同じような事案が起きたときは、しっかりときぜんと対応していくことに変わりはない」とコメントしたそうです(NHK9/25)。
が、今回できなかった人に「次はやります」と言われても、そう簡単に信用する気にはなれません。
他に、アメリカ側が船長を早期釈放するよう日本側に圧力をかけたのでは?という説もあるようですね。
日米外相会談で前原さんがクリントン国務長官から「尖閣諸島は日米安全保障条約第5条の適用対象になる」旨、言質を取りましたが、その直後のタイミングで船長が釈放されたので、よけいにそういうふうに言われるんでしょうが、果たして真相は……?
※9/26放送テレビ朝日「サンデースクランブル」(私の住む関西では別番組)に青山繁晴さんが出演され、黒幕はやはり仙谷さんである旨、解説をされたそうです。詳しくは「私的憂国の書」9/26付をご参照下さい。
(TB下さった「私的憂国の書」のやすさん、ありがとうございました)
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あと、船長は本当は何者だったのか?漁民ではなく工作員ではないのか?という疑惑もありますよね。
これについては、9/26放送テレビ朝日「サンデーフロントライン」(これは関西でも放映されてます)で、東海大学海洋学部教授の山田吉彦さんが興味深い解説をされていました。
まず、「(海保の巡視船)2隻にもぶつかっていることを考えると、普通の船長ではない」。
さらに、山田教授は事件後、石垣島を訪れた際、怪しい行動を耳にしたとした上で、このような話を。
「漁船の乗組員が海上保安庁の様子をビデオで撮っていた。通常の漁民であれば、逮捕、拿捕されてビデオを回すなんて余裕もないだろうし、実際に漁師たちがわざわざビデオを持ってくるというのも不自然ですので、これは明らかに(中国)政府の意図した船ではないかと考えられます」
また、番組では、衝突後に石垣港に運ばれた漁船の映像と、中国に戻った同じ漁船の映像を比較したのですが、何と、中国に戻った漁船の船体には、石垣港にいた時には存在していなかった穴が開いていました。
これを見た山田教授は、碇で故意に開けたものと分析。
「もともとあった傷のところをめがけて、狙って傷(穴)を開けたと考えられます」。
このように、船長の素性から釈放の経緯から、何から何まで不審な点だらけです。
日本国民は誰一人納得していないわけですから、海上保安庁が撮影した衝突時のビデオ映像の公開も含め、10月1日招集の臨時国会で詳細が明らかにされることを願います。
自民党はじめ野党の皆さん、厳しく追及して下さい!
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また、今回のことで、当然ながら与野党から厳しい批判の声が多く出ていますが、政界の反応の中で私が特にGJだと思ったのは、麻生太郎元首相と石原慎太郎東京都知事。
麻生太郎元首相は……
「いつから地方の、地検の次席検事ぐらいが、国際のことを考えて法律曲げるんだね。おかしいと思わんかね」(FNN9/25)
石原慎太郎東京都知事は……
「観光とか経済交流の利益ってのも大事かもしれんけど、国家にとっての価値はもっと他にある」
「スプラトリー(中国が周辺国と領有権を争う南沙諸島)と同じことになるよ。中国がどうやって勝手に基地を造ったかといったら、まず秘密部隊が夜中に行って海に潜ってモノ投げる。中国の古銭、土器の破片。次に調査団が行って潜ってみたら『証拠あるよ』と。フィリピンもベトナムも泣き寝入り。尖閣はそうはいかない。彼らがあそこを領土というゆえんは歴史的には全くないんですよ。そういうときに、この政府がこのざまか。日本はこのまま沈むよ」
「要するにこういう措置をとった論拠はわが国の利益でしょ。利益ってのは金目の問題だよ。それ以上に大事なものあるんじゃないかね、国家にも民族にとっても。そういうものを考え直す時期にきたと私は思います」(毎日9/25)
逆に、一番ひどいと思ったのは鳩山由紀夫前首相。
「私だったら事件直後に、この問題をどうすべきか中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」(産経9/25)
どこまでお花畑なのか。てか、過去の人がいつまでもしゃしゃり出てきなさんなよ。
でも、この人まだまだ野心があるようですから厄介なんですよね。
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地元の怒りや失望は計り知れません。
石垣市の中山義隆市長は25日、「尖閣諸島周辺の海域は日本の漁業者も操業する漁場なので、地元の漁業者の権益をしっかり守る措置をとるよう日本政府に求めるため、市として声明文を発表するか意見書を出すことを検討したい」と述べました(NHK9/25)。
船長を載せた小型ジェットが飛び立った石垣空港では、金網越しに見守った地元の住民から罵声が飛びました。
石垣島の漁師の男性は「政府がこんな弱腰外交では中国になめられてしまう。安心して操業できるようにしてほしい」。元漁師の男性も「尖閣諸島周辺はカツオの好漁場だが、漁師は怖くて行かない」。
与那国島の漁業組合の組合長は「怒りを通り越して気絶しそうだ」と憤慨。「ちゃんと領有権を主張してほしかったのに、日本は尖閣諸島をあきらめたのと同じ。中国側に拿捕されるかもしれないと思うと、近くに漁に行けない」(スポニチ9/25)
菅政権は地元・沖縄の声をきちんとくみ取ってほしいです。
菅さん、あなたが目指す「最小不幸社会」は、本土の日本人にしか当てはまらないの?そんなことないですよね。
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あと、今回の外交的敗北がどんなに日本の評判を貶めたか、政府はもっと認識すべきでしょう。そして私たち日本国民も。
■「船長釈放は屈辱的退却」米紙が酷評(読売9/25)
■世界中があざ笑った!ニッポンの“弱腰”外交(zakzak9/25)
もっとも、同時に中国警戒論も多く出てきているようですけども。
■【中国人船長釈放】「力のない正義は通用せず」韓国紙も対中警戒論(産経9/25)
■【中国人船長釈放】インド、“中国脅威論”を裏付ける(産経9/25)
■過激中国、評判は失墜 各国メディア、警戒にじむ(東京9/25)
また、上に紹介した中にはありませんが、中国の侵略行動に苦しんでいる東南アジア諸国の日本に対する失望に、政府はより思いを馳せるべきでしょう。
現在、中国は東シナ海だけでなく南シナ海でも暴れています。
24日にニューヨークでオバマ米大統領と東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国の首脳らが採択した共同声明では、南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)をめぐる国際海洋法に基づいた「地域の平和と安定、海洋安全保障、航行の自由」の重要性を確認し、南シナ海で軍事活動を活発化させている中国を間接的にけん制しています(読売9/25)。
東南アジア諸国にとって、いわば日本は希望の光だったのです。中国に対抗できる大国は、アジアでは日本しかいないわけですから。
その「日本しかいない」も、今回のことでもはや過去の話になってしまったでしょうね。
信頼を回復するために、私たち日本国民には何ができるのでしょうか。
まずは、これを逆に好機と捉え、安全保障についての議論を高めていくこと。
そして、尖閣諸島は日本固有の領土であること、日本国民は中国共産党の横暴を決して許さないこと、それらを一人一人が声を大にして、世界に発信していくこと。
(中国が主張する「尖閣諸島は中国固有の領土」を崩す史料のひとつとして、先日紹介した「沖縄県八重山郡尖閣諸島」と書かれた中国政府の感謝状もどうかご利用下さい)
あとは、できる範囲でチャイナフリーですかね……。

てか、動けよ、菅政権!!(--#)
このまま手をこまねいていたら、大変なことになりますよ。
中国側は今後もどんどん既成事実を積み重ねてくるでしょうから、あれよあれよという間に尖閣諸島を実効支配されてしまう可能性、十分にありますよ。
一番効果があるのは憲法9条改正でしょうが、すぐには無理。
すぐにできることは何かと言ったら、やはり海上自衛隊の艦船を出すことではないでしょうか。アメリカと連携が必要不可欠でしょうが。
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日本国民の誰もが怒りと失望に包まれた日の翌朝(9/25)の朝日新聞社説「中国船長釈放—甘い外交、苦い政治判断」。
菅政権や中国を批判する文言をアリバイ作りのように入れてるけれども、朝日の本音は結局これでしょう。
【日中関係の今後を見据えた大局的な判断であり、苦渋の選択であったと言うほかない】
【日本はこれからも、発展する中国と必然的に相互依存関係を深めていく。それは日本自身の利益でもある】
朝日ってなぜか「尖閣諸島は日本固有の領土」とは書かないんですよね。
9/22付社説なんて、「日本が実効支配する尖閣諸島」ですよ。
この表現、「韓国が実効支配(不法占拠)する竹島」ってのと同列じゃないですか?
そのうち朝日も、かつて若宮啓文氏(元論説主幹)が竹島について書いた時みたいに、「いっそのこと島を譲ってしまい、『友情島』にしてもらう」とか言い出すんじゃないですか?
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元中国人の石平さんはこう論評しています(産経9/25)。
【平成22(2010)年9月24日という日は、日本にとって戦後最悪の「国家屈辱記念日」になるだろう。
今回の決定は、日中関係と日本の安全保障に多大な禍根を残す。国家の領土保全と主権にかかわる問題で日本政府があっさりと降参してしまった以上、中国共産党政権はもはや日本を独立国家として、対等な交渉相手とはみなさないはずだ。
圧力をかければ折れてくるような相手だから、何かことがある度に中国は圧力をかけてこよう。日本政府には自らの領土を守り抜く覚悟がまったくないことが分かってしまったので、これからは「領土問題」を提起して日本を圧迫してくるに違いない。
そして、東シナ海における中国海軍の活動がますますエスカレートし、日本の海の安全は日増しに脅かされていくのだ。
今回の「非合法的」政治決定は、日本の中国への属国化に道を開いた売国行為以外の何ものでもない。】
ちなみに先述の9/25放送「あさパラ!」で、勝谷誠彦さんは、俵万智さんの「サラダ記念日」をもじって、こう詠まれてました。
「仙谷が 日本の国を売ったから 9月24日は 国恥記念日」
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最後に、デモのお知らせです。
残念ながら私は遠くて参加できませんが、大勢の方が参加され、海外ニュースに配信されるような大盛況となることを祈ります。
【東京都渋谷区】10.2 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動(10/2)
日時・内容:
平成22年10月2日(土)
集合場所 : 代々木公園けやき並木(NHKスタジオパーク入口横)
13時00分 準備
14時00分 東京集会
15時10分 隊列準備
15時30分 出発 けやき並木〜渋谷駅前〜青山通り
〜表参道〜原宿駅〜けやき並木
16時30分 けやき並木到着
17時00分 ハチ公前広場街頭宣伝活動(〜19時00分)
全国各地でデモ・街宣・ビラ配り等の抗議行動を同時に行いたいと思います。
ご協力いただける方は「頑張れ日本!全国行動委員会」事務局までご連絡下さい。
主催:
頑張れ日本!全国行動委員会
草莽全国地方議員の会
連絡先:
頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222
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・9月24日は国恥記念日 船長釈放でますます嵩にかかる中国 - ぼやきくっくり(2010年9月27日)
・ここヘンJAPAN - 公式サイト
皆さんすでにご存知のように、船長の帰国後、すぐに中国政府は声明を発表し、「日本側は船長らを違法に拘束し、中国の領土と主権を侵犯した」として、日本側に謝罪と賠償を求めてきました。
盗人猛々しいとはこのことですが、中国という国を少しでも知る人であれば、こうなることは想定済だったのではないでしょうか。ただ、思ったより早かったので私はちょっと驚きましたが。
官邸も驚いたんじゃないですか。船長さえ帰せば中国側が態度を軟化させるだろうとか、お花畑な考えでいたに違いありませんから。
ちなみに、船長を釈放すると那覇地検が発表した当日ですら、中国の船2隻(中国農業省所属の漁業監視船)が尖閣諸島の領海付近を、夕方から深夜にかけ航行していたそうです(毎日9/25)。
中国側にしてみれば、「大騒ぎして、世界の目を引きつけて、日中間に領土問題が存在すると思わせる(錯覚させる)」作戦の第一段階は大成功したわけで、しかも「何だ、この程度の圧力で日本は折れるのか」と分かったわけですから、そりゃエスカレートして当然です。
中国政府の謝罪・賠償要求について、日本の外務省は「何ら根拠がなく、全く受け入れられない」とする佐藤悟外務報道官の談話を発表しましたが、今さら「毅然な対応キリッ!」なんて言っても遅いって。あとはもう舐められる一方ですよ。
中国の漁師もイケイケですよ。
船長の地元・福建省晋江市の漁村では、漁業関係者から尖閣諸島付近への出漁に強気な発言が相次いでいます。
「日本の取り締まりが厳しくなったため最近は行かなかったが、中国政府が力になってくれることがはっきりした。日本は怖くない」(時事9/25)ですと。
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こうなることを予想されていた一人、川合俊一さん(日本ビーチバレー連盟会長で元バレーボール選手)の発言を紹介します。
9/25放送読売テレビ「あさパラ!」での発言です。
「一番屈しちゃいけない国に屈しちゃった感じするね、今回。世界中とね、例えばさ、バレーの試合でもさ、たぶん他のスポーツでも世界と戦った人はみんな分かってると思うけど、アメリカとか韓国とかさ、いろんなとこに、試合してても、負けたらさ、そのあと、でも対等だったりするわけ。ま、負けても勝っても友だちよ。(スポーツマンシップ?と聞かれ)そうそう。中国って、もし、(日本が)試合負けるでしょ、そのあとみんなパーティとか行くと、もう昨日まで普通だった中国の選手が、もう『飲めよ飲めよ』と、もう上から来るわけ。もう嵩(かさ)にかかってくるの。あ、こいつらには絶対負けちゃいけない、負けたらこんな目に遭うんだ。試合でも、えっ?そんなインチキまで勝ちたいの?っていうぐらいのインチキしたりするんですよ。すごいこと。あのね、勝ってくると、たとえば1点取られてもいいから、こいつらに屈辱与えようみたいなね、そういうようなね、反則してまで点を取ってきたりするわけ。そこまでやっちゃいけないだろ。だから俺たちは、もうだいたい、中国には負けるの絶対だめだと。もうおっしゃるように、もう一回負けたらずっと負けますよって言われるから。負けちゃいけないって…」
「(中国政府が賠償と謝罪要求をしてきたことについて)返したから、良かった良かったとはならないもんね。こうやって、おまえらが悪いんだって、また嵩にかかって、また来るでしょ。今後、大変なことになるよ」
「(文化交流まで駄目にするのは、中国がいかに駄目な国なのかを表しているという話の流れで)それ世界発信しないと。中国人ていうのは何が一番嫌かというと、自分が何されると嫌かというと、自分の仲間が笑われるのが一番嫌なの。そうすると普通、日本人だったら庇うけれども、中国人は優勢な時は庇うけど、ちょっと劣勢になると、みんな引くから。だから今回もしかしたら、たとえばいろんな、こういう事例を出して世界に発信して、温家宝がとんでもないことを言ってるってね、怒るんじゃなくて、笑うの。『アッハッハ、温家宝が』って、一斉に笑うの。そうすると、中国人は一気に、『あ、温家宝って笑われてる』って思ったら、一気に引くから。そういう、別に、いい悪い別として、そういう国民だから」
この日は勝谷誠彦さんも出演されていて、熱く語っておられましたが、私は川合さんの話の方が印象に残りました。
川合さんは番組レギュラーで、普段どっちか言うとボケ担当でハイヒールにツッコミ入れられる立場なんですが(^_^;、さすがスポーツ選手として世界を回られていた方だけに、そのへんのタレントとは違って良く分かってらっしゃるなぁと思いました。
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さて、現在この問題でもっぱら国民の関心が集中しているのは、「船長釈放を決めたのは、ほんとは一体誰なのか?」ですよね。
各メディアや識者がいろんなことを言ってますが、今のところ、「官邸(≒仙谷官房長官)が中心となって、検察に直接あるいは間接的に圧力をかけたのでは?」という説が多いようです。
読売9/25によれば、菅首相が「『超法規的措置』は、取れないのか」と周囲にいらだちをぶつけていたものの、実際に動いたのは仙谷官房長官と前原外務大臣だと。
もしこれが事実だったら前原さんの評価は急降下ですね。お花畑揃いの民主党の中にあって、数少ない現実派かつ対中強硬派だと思われてきたのに。
前原さんは船長釈放後、「東シナ海に領土問題は存在しない。 同じような事案が起きたときは、しっかりときぜんと対応していくことに変わりはない」とコメントしたそうです(NHK9/25)。
が、今回できなかった人に「次はやります」と言われても、そう簡単に信用する気にはなれません。
他に、アメリカ側が船長を早期釈放するよう日本側に圧力をかけたのでは?という説もあるようですね。
日米外相会談で前原さんがクリントン国務長官から「尖閣諸島は日米安全保障条約第5条の適用対象になる」旨、言質を取りましたが、その直後のタイミングで船長が釈放されたので、よけいにそういうふうに言われるんでしょうが、果たして真相は……?
※9/26放送テレビ朝日「サンデースクランブル」(私の住む関西では別番組)に青山繁晴さんが出演され、黒幕はやはり仙谷さんである旨、解説をされたそうです。詳しくは「私的憂国の書」9/26付をご参照下さい。
(TB下さった「私的憂国の書」のやすさん、ありがとうございました)
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あと、船長は本当は何者だったのか?漁民ではなく工作員ではないのか?という疑惑もありますよね。
これについては、9/26放送テレビ朝日「サンデーフロントライン」(これは関西でも放映されてます)で、東海大学海洋学部教授の山田吉彦さんが興味深い解説をされていました。
まず、「(海保の巡視船)2隻にもぶつかっていることを考えると、普通の船長ではない」。
さらに、山田教授は事件後、石垣島を訪れた際、怪しい行動を耳にしたとした上で、このような話を。
「漁船の乗組員が海上保安庁の様子をビデオで撮っていた。通常の漁民であれば、逮捕、拿捕されてビデオを回すなんて余裕もないだろうし、実際に漁師たちがわざわざビデオを持ってくるというのも不自然ですので、これは明らかに(中国)政府の意図した船ではないかと考えられます」
また、番組では、衝突後に石垣港に運ばれた漁船の映像と、中国に戻った同じ漁船の映像を比較したのですが、何と、中国に戻った漁船の船体には、石垣港にいた時には存在していなかった穴が開いていました。
これを見た山田教授は、碇で故意に開けたものと分析。
「もともとあった傷のところをめがけて、狙って傷(穴)を開けたと考えられます」。
このように、船長の素性から釈放の経緯から、何から何まで不審な点だらけです。
日本国民は誰一人納得していないわけですから、海上保安庁が撮影した衝突時のビデオ映像の公開も含め、10月1日招集の臨時国会で詳細が明らかにされることを願います。
自民党はじめ野党の皆さん、厳しく追及して下さい!
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また、今回のことで、当然ながら与野党から厳しい批判の声が多く出ていますが、政界の反応の中で私が特にGJだと思ったのは、麻生太郎元首相と石原慎太郎東京都知事。
麻生太郎元首相は……
「いつから地方の、地検の次席検事ぐらいが、国際のことを考えて法律曲げるんだね。おかしいと思わんかね」(FNN9/25)
石原慎太郎東京都知事は……
「観光とか経済交流の利益ってのも大事かもしれんけど、国家にとっての価値はもっと他にある」
「スプラトリー(中国が周辺国と領有権を争う南沙諸島)と同じことになるよ。中国がどうやって勝手に基地を造ったかといったら、まず秘密部隊が夜中に行って海に潜ってモノ投げる。中国の古銭、土器の破片。次に調査団が行って潜ってみたら『証拠あるよ』と。フィリピンもベトナムも泣き寝入り。尖閣はそうはいかない。彼らがあそこを領土というゆえんは歴史的には全くないんですよ。そういうときに、この政府がこのざまか。日本はこのまま沈むよ」
「要するにこういう措置をとった論拠はわが国の利益でしょ。利益ってのは金目の問題だよ。それ以上に大事なものあるんじゃないかね、国家にも民族にとっても。そういうものを考え直す時期にきたと私は思います」(毎日9/25)
逆に、一番ひどいと思ったのは鳩山由紀夫前首相。
「私だったら事件直後に、この問題をどうすべきか中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」(産経9/25)
どこまでお花畑なのか。てか、過去の人がいつまでもしゃしゃり出てきなさんなよ。
でも、この人まだまだ野心があるようですから厄介なんですよね。
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地元の怒りや失望は計り知れません。
石垣市の中山義隆市長は25日、「尖閣諸島周辺の海域は日本の漁業者も操業する漁場なので、地元の漁業者の権益をしっかり守る措置をとるよう日本政府に求めるため、市として声明文を発表するか意見書を出すことを検討したい」と述べました(NHK9/25)。
船長を載せた小型ジェットが飛び立った石垣空港では、金網越しに見守った地元の住民から罵声が飛びました。
石垣島の漁師の男性は「政府がこんな弱腰外交では中国になめられてしまう。安心して操業できるようにしてほしい」。元漁師の男性も「尖閣諸島周辺はカツオの好漁場だが、漁師は怖くて行かない」。
与那国島の漁業組合の組合長は「怒りを通り越して気絶しそうだ」と憤慨。「ちゃんと領有権を主張してほしかったのに、日本は尖閣諸島をあきらめたのと同じ。中国側に拿捕されるかもしれないと思うと、近くに漁に行けない」(スポニチ9/25)
菅政権は地元・沖縄の声をきちんとくみ取ってほしいです。
菅さん、あなたが目指す「最小不幸社会」は、本土の日本人にしか当てはまらないの?そんなことないですよね。
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あと、今回の外交的敗北がどんなに日本の評判を貶めたか、政府はもっと認識すべきでしょう。そして私たち日本国民も。
■「船長釈放は屈辱的退却」米紙が酷評(読売9/25)
■世界中があざ笑った!ニッポンの“弱腰”外交(zakzak9/25)
もっとも、同時に中国警戒論も多く出てきているようですけども。
■【中国人船長釈放】「力のない正義は通用せず」韓国紙も対中警戒論(産経9/25)
■【中国人船長釈放】インド、“中国脅威論”を裏付ける(産経9/25)
■過激中国、評判は失墜 各国メディア、警戒にじむ(東京9/25)
また、上に紹介した中にはありませんが、中国の侵略行動に苦しんでいる東南アジア諸国の日本に対する失望に、政府はより思いを馳せるべきでしょう。
現在、中国は東シナ海だけでなく南シナ海でも暴れています。
24日にニューヨークでオバマ米大統領と東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国の首脳らが採択した共同声明では、南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)をめぐる国際海洋法に基づいた「地域の平和と安定、海洋安全保障、航行の自由」の重要性を確認し、南シナ海で軍事活動を活発化させている中国を間接的にけん制しています(読売9/25)。
東南アジア諸国にとって、いわば日本は希望の光だったのです。中国に対抗できる大国は、アジアでは日本しかいないわけですから。
その「日本しかいない」も、今回のことでもはや過去の話になってしまったでしょうね。
信頼を回復するために、私たち日本国民には何ができるのでしょうか。
まずは、これを逆に好機と捉え、安全保障についての議論を高めていくこと。
そして、尖閣諸島は日本固有の領土であること、日本国民は中国共産党の横暴を決して許さないこと、それらを一人一人が声を大にして、世界に発信していくこと。
(中国が主張する「尖閣諸島は中国固有の領土」を崩す史料のひとつとして、先日紹介した「沖縄県八重山郡尖閣諸島」と書かれた中国政府の感謝状もどうかご利用下さい)
あとは、できる範囲でチャイナフリーですかね……。
てか、動けよ、菅政権!!(--#)
このまま手をこまねいていたら、大変なことになりますよ。
中国側は今後もどんどん既成事実を積み重ねてくるでしょうから、あれよあれよという間に尖閣諸島を実効支配されてしまう可能性、十分にありますよ。
一番効果があるのは憲法9条改正でしょうが、すぐには無理。
すぐにできることは何かと言ったら、やはり海上自衛隊の艦船を出すことではないでしょうか。アメリカと連携が必要不可欠でしょうが。
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日本国民の誰もが怒りと失望に包まれた日の翌朝(9/25)の朝日新聞社説「中国船長釈放—甘い外交、苦い政治判断」。
菅政権や中国を批判する文言をアリバイ作りのように入れてるけれども、朝日の本音は結局これでしょう。
【日中関係の今後を見据えた大局的な判断であり、苦渋の選択であったと言うほかない】
【日本はこれからも、発展する中国と必然的に相互依存関係を深めていく。それは日本自身の利益でもある】
朝日ってなぜか「尖閣諸島は日本固有の領土」とは書かないんですよね。
9/22付社説なんて、「日本が実効支配する尖閣諸島」ですよ。
この表現、「韓国が実効支配(不法占拠)する竹島」ってのと同列じゃないですか?
そのうち朝日も、かつて若宮啓文氏(元論説主幹)が竹島について書いた時みたいに、「いっそのこと島を譲ってしまい、『友情島』にしてもらう」とか言い出すんじゃないですか?
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元中国人の石平さんはこう論評しています(産経9/25)。
【平成22(2010)年9月24日という日は、日本にとって戦後最悪の「国家屈辱記念日」になるだろう。
今回の決定は、日中関係と日本の安全保障に多大な禍根を残す。国家の領土保全と主権にかかわる問題で日本政府があっさりと降参してしまった以上、中国共産党政権はもはや日本を独立国家として、対等な交渉相手とはみなさないはずだ。
圧力をかければ折れてくるような相手だから、何かことがある度に中国は圧力をかけてこよう。日本政府には自らの領土を守り抜く覚悟がまったくないことが分かってしまったので、これからは「領土問題」を提起して日本を圧迫してくるに違いない。
そして、東シナ海における中国海軍の活動がますますエスカレートし、日本の海の安全は日増しに脅かされていくのだ。
今回の「非合法的」政治決定は、日本の中国への属国化に道を開いた売国行為以外の何ものでもない。】
ちなみに先述の9/25放送「あさパラ!」で、勝谷誠彦さんは、俵万智さんの「サラダ記念日」をもじって、こう詠まれてました。
「仙谷が 日本の国を売ったから 9月24日は 国恥記念日」
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最後に、デモのお知らせです。
残念ながら私は遠くて参加できませんが、大勢の方が参加され、海外ニュースに配信されるような大盛況となることを祈ります。
【東京都渋谷区】10.2 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動(10/2)
日時・内容:
平成22年10月2日(土)
集合場所 : 代々木公園けやき並木(NHKスタジオパーク入口横)
13時00分 準備
14時00分 東京集会
15時10分 隊列準備
15時30分 出発 けやき並木〜渋谷駅前〜青山通り
〜表参道〜原宿駅〜けやき並木
16時30分 けやき並木到着
17時00分 ハチ公前広場街頭宣伝活動(〜19時00分)
全国各地でデモ・街宣・ビラ配り等の抗議行動を同時に行いたいと思います。
ご協力いただける方は「頑張れ日本!全国行動委員会」事務局までご連絡下さい。
主催:
頑張れ日本!全国行動委員会
草莽全国地方議員の会
連絡先:
頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222
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・9月24日は国恥記念日 船長釈放でますます嵩にかかる中国 - ぼやきくっくり(2010年9月27日)
・ここヘンJAPAN - 公式サイト
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