６日午前１０時２０分ごろ、神戸市中央区磯上通のホテルから「９階で硫黄のようなにおいがする」と１１９番があり、神戸市消防局と葺合署が宿泊客約１３０人を避難させた。従業員の男性２人が頭痛などを訴えて病院に搬送されたが、症状は軽いという。
消防隊員が客室の風呂場で男性が死亡しているのを発見。葺合署が身元の確認を急いでいる。
調べでは、男性は袋をかぶっていた。同署は硫化水素を発生させて自殺した可能性があるとみている。