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岡崎中央図書館で情報流出 開発時に三菱電機系ミス
愛知県岡崎市の市立中央図書館を利用した市民約160人分の氏名や電話番号などの個人情報が、誤って外部に流出していたことが28日分かった。同館の図書貸し出しシステムの開発などを担当した三菱電機インフォメーションシステムズ(東京都港区)が発表した。
同社によると、流出したのは、平成17年6月末時点で同館の本を借りて期限内に返却していなかった人のリストなど。
同社は岡崎市に納入したシステムのプログラムを原本として保存。そのコピーを全国の37公立図書館に販売したが、一部の個人データを消去し忘れていた。さらに別の保守点検会社が、2カ所の図書館で、データをインターネット経由でダウンロードできる状態にしてしまったという。
同社によると、個人情報が悪用されたなどの被害は把握していないという。