８月２２日（日）。今週も、又、「年間第２１主日」の聖なるミサに与るおめぐみを頂いた。神に感謝である。
自分の所属する小教区では、毎月第４日曜日は、「国際交流ミサ」と銘打ったヘンテコなミサが行われている。しかも、この日は、フィリピン人の幼児洗礼式があるということで多くのフィリピン人が集まっている。
多くのフィリピン人女性は、上半身裸の出で立ちである。自分の前席の女性は、かなり恰幅がよろしかったので、その背中を「パン！」と叩き、「関取、暑いねぇ……」。
カトリック赤羽教会では、信徒会の方が聖堂入り口いらして、そのような女性は入堂させないか、１枚上に羽織らせている。
フィリピン女性を妻に迎えた日本人男性の多くは年配の方であった。おそらく信徒ではないのであろう、フィリピン人妻に連れられて教会を訪ねるのも初めてなのかもしれない。訳も分からないまま聖体拝領の行列に並ばされ、御聖体を配る終身助祭から訳のわからないまま受け取ってしまったホスティアを「これはどうすればいいのだろう？」と裏を返して眺めてみたりしながら自席に帰り、「どうやら食べられるらしい」ということは気が付いたようで、「パクッ」。
検査中で体調不良、おまけにこの暑さですし、さいたま教区は日頃が日頃なので、呆れかえって、開いた口がふさがらない気持ちはよくわかりますが…。
外国人や移住者を積極的に受け入れようと教会が豪語するのなら、外国人妻が未信者日本人の夫をミサに連れてくる可能性は、わかりきっているわけです。
終身助祭が涜聖の罪を犯さないように、教会法や「あがないの秘跡」で禁じられていることをしないように、最大の注意を払うことは当然のことですよね。
聖なる叙階の秘跡をうけた聖職者なのですから…。
司祭の代わりに御聖体を授ける役務を任命され、その役務を受けるのなら、信者かどうか疑わしい人には、一人一人に、「洗礼を受けていますか？」と聞き、その場でその人の顔を覚えるべき。これが聖職者の仕事。それを怠り、機械的にイエズス様の御体を授けるとは、大罪。怠りの罪。できないのなら、聖職など返上して下さい。
終身助祭になるとは、牛久の収容所に顔を出し、司教のイエスマンになることだけではない！