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【社会】

幼稚園バス運転手、「ドは毒殺のド」と替え歌 

2010年9月28日 14時15分

 愛知県犬山市内久保の名古屋経済大付属市邨幼稚園(御手洗和子園長)のスクールバスの運転手(52)が園児を乗せて運行中、ドレミの歌になぞらえて「ドは毒殺のド」などと不適切な替え歌を歌っていたことが、分かった。運転手は運行を委託する業者の社員で、園側は「業者に社員教育を徹底してほしいと申し入れた」と話している。

 学校法人市邨学園によると、14日朝、園児たちを乗せてバスを運行していた際、運転席近くに座っていた園児がドレミの歌を歌ったのにつられ、「ドは毒殺のド、レは霊きゅう車のレ、ミは皆殺しのミ」などと歌った。運転手が子どものころに歌っていた替え歌だという。

 翌15日、岡崎市内の小学校で殺人事件を題材にした算数の問題が出されたことが報道され、運転手は不適切だったと反省。園児たちに今後は歌わないことを約束し、園児にも歌わないよう求めた。

 園長は17日に保護者からの指摘で事実を知ったが「園児は落ち着いている」として報告せず、学校法人の管理部門が把握したのは27日だった。28日から運転手を交代させた。園側は28日午後7時から、園に保護者を集めて事情説明する。

 園によると、保護者からは「不適切ではないか」との声が出ている。

(中日新聞)

 

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