「テレビ局からの働きかけ(圧力)はなかったのか?」との筆者の問いに対して件の広報担当者は「それはなかった」と否定した。
別の広報担当者は「手続きに齟齬があった。ネットメディアを排除するつもりはない」としたうえで「テレビ局はね、インターネットが入るのを嫌がるんですよ」と実情を明かした。
代表選挙を生中継したニコニコ動画(録画視聴も可能)には30万人(15日午後3時現在)がアクセスした。記録的な数字という。「ニコ動」一社で このアクセス数である。ネット界最大のアクセス数を持つグーグルも動画生中継を近く始める予定だ。先ず「ニコ動」を叩いておきたい民放の事情も分かるが、 大河の流れを止めることは無理だろう〉
田中氏の書く通り、記者クラブメディアの現状はもはや断末魔にみえる。不幸なことに菅政権はその時代の流れをわかっていない。
少なくともしばらくの間、民主党の情報暗黒時代が続くことになるだろう。