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【芸能・社会】

EXILE 110万動員 ツアー豊田市で閉幕

2010年9月27日 紙面から

ツアーのファイナルを迎えたEXILE=愛知県豊田市の豊田スタジアムで

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 14人組ダンス&ボーカルグループ「EXILE」が26日、愛知県豊田市の豊田スタジアムで、「FANTASY」と題した過去最大の全国スタジアムツアーのファイナルを迎えた。

 同ツアーは7月17日に宮城スタジアムでスタート。Jリーグで使用されている全国の主要スタジアム10会場で22公演を開催。観客動員はこの日で約110万人となり、50万人を集客した昨年のツアーの倍以上のスケールとなった。

 小雨が降りしきる中、アリーナ席を取り囲む全長約400メートルの花道の電飾カプセルの中からメンバー14人が登場。サッカーW杯の公式応援ソング「VICTORY」でオープンニングを迎えた。

 ブルーの旗を手にした約3万7000人のファンから悲鳴のような歓声が上がり、会場は早くもお祭りムード。スタンド席はファンが小刻みにジャンプするたびに揺れるほどの熱気に包まれた。

 「Choo Choo TRAIN」や「SOMEDAY」、「Ti Amo」など全25曲を約3時間にわたって披露。新曲「もっと強く」の際は、ボーカルのATSUSHI(30)とTAKAHIRO(25)の透き通った切ない声と真っ暗な客席を染めるファンのペンライトが、文字通りファンタスティックな空間をつくり上げた。

 27日でデビュー丸9年を迎えるEXILE。記念すべきデビュー10周年イヤー突入に向けて有終の美を飾った。リーダーのHIRO(41)は「110万人のお客さんに来ていただいて本当に感動しっぱなしでした。まさか自分たちがこのような場所に立てるとは9年前は思わなかった。もう一度初心を思い出して10年目を迎えたいと思います」と感謝の言葉とともに、さらなるエンターテインメントの追求をファンに約束していた。

 27日は同所でファンクラブ会員を対象としたツアー後夜祭が行われる。

◆闘莉王も来た!!

 豊田スタジアムは名古屋グランパスエイトの本拠地とあって、この日は同チームからW杯日本代表にも選ばれたDF田中マルクス闘莉王(29)や、MF小川佳純(26)らがVIP席からライブを鑑賞した。闘莉王は「最高っすね、こういうところで見るのは。元気をもらいました。初めて生で『VICTORY』を聴いたんですけど、すごく燃えました」と、興奮冷めやらぬ様子で話していた。

 

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