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2階級制覇目指す長谷川 パワーに不安も「キレで倒す」
ボクシングのWBC世界バンタム級前王者・長谷川が2階級制覇に向けて踏み出した。当初はバンタム級で、ベルトを譲り渡したモンティエル(メキシコ)との再戦を熱望したが、交渉は頓挫。「できないなら、立ち止まっているわけにはいかない」とフェザー級への転級を決断した。
長谷川はこれまで、相手と向き合う前に12キロ前後の減量と戦ってきた。「4回に入ると必ず足がつっていた。できるだけ足を動かさずに戦っていた」と打ち明ける。リミットが4キロ近く重いフェザー級では、その難題から解放される。「1回から何も気にせずに動ける。バンタム級ではできなかったボクシングができる」と話す。
ただし、階級を上げることには不安要素も伴う。パワーのある相手に対し、打たれ強さが求められるほか、バンタム級で12KOを誇ったパンチも通用するかは不透明だ。長谷川は「スピードは落とさず、パワーでなくキレで倒す」。今までのスタイルに磨きをかけることに活路を見いだす。
「吉と出るか凶と出るか分からない」と言うが、新たな挑戦を前に表情はどこか楽しげだ。「必ずベルトを巻いて、長谷川穂積の第2章をつくりたい」。その言葉には自信がにじむ。
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