おでかけニュース 【9月6日02時58分更新】

来場者、最多の5584人 金沢・人体の不思議展

大勢の来場者でにぎわう会場=金沢21世紀美術館
 金沢21世紀美術館市民ギャラリーで開催中の「人体の不思議展からだ=未知なる小宇 宙」は5日、開幕以来の最多来場者数を約1800人上回る5584人が訪れた。来場者 は、普段は見ることができない実物標本をまじまじと観察し、生命を成り立たせている細 密なつくりに驚嘆の表情を浮かべた。

 会期終盤の日曜日とあって、会場には午前中から多くの家族連れやカップルらが訪れた 。午後3時すぎにはこれまで最多だった4日の3746人を超え、5時すぎに5千人の大 台に達した。

 展示では13体の全身標本をはじめ、実物の人体で作られた標本約170点が注目を集 めた。血管年齢や肌年齢を測るブース、脳標本を持って重さを体感できるコーナーには、 健康に関心を持つ人たちの列が続いた。

 血管年齢測定で実年齢より若い「22歳」と判定された金沢市の会社員宮内理恵さん( 26)は「脳は思っていたよりも軽かった。実際にいろいろと体験できるところがいい」 と話した。

 人体の不思議展は12日までの会期中無休で午前9時半〜午後6時(金・土は同8時ま で)。入場料は大人1500円、中高生700円、小学生500円。午後4時以降に窓口 で「人体の不思議展」ウェブサイト内にある「お〜!得PASS」ページを携帯電話で提 示すると各200円引きになる。主催は同展実行委員会(北國新聞社・同展事務局)、問 い合わせは同展金沢事務局=076(223)0512=まで。


その他のおでかけニュース