どうも始めましてファイアーエムブレムが好きなので妄想してた転生モノでも書こうと思い、
始めたしだいです。暴走した結果とも言います。
Ｒ－１５程度、
主人公強キャラ、
原作知識があったり、
原作に無いものが出てきたり、
烈火の剣キャラが出てくるかもしれません、
キャラ崩壊起こす人が出てきます、
百合っていいですね、
あと色々漫画とかアニメとかネタが出てきます。
原作ではないカップリングとかありますので注意してください。

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こんにちわ。里宮直弥っていう大学生でした。特技は爺さんから習った古武術です。
取ってた学科は経済でした。

え、過去形はおかしい？ですよね。普通ならそうですよね。

でもコレでいいんです。なぜなら私。


ええ、今現在生後１年ちょいの赤ちゃんですから。


うん、よしもう無理だ。そろそろ冷静なフリはやめよう。無駄にキモイ敬語もやめよう。
そして言うべき言葉は一つ。

どうしてこうなったし。

なぜ俺赤ちゃんなの？なに転生なの？ミラクルなの？奇跡なの？！あ、同じ意味か。

つか俺どうやって死んだんだっけ。あれ？思い出せない。それだけひどい死に方だったのか？
ヒャッハー転生ダァー！

よし、いいかげん落ち着こうか。

現状分かってるのは俺はまず赤ちゃんだって事、前世の記憶があるって事、
ついさっき俺の前世の記憶が一気に頭にきてパンクしそうになったこと、
そしてここが中世ヨーロッパみたいな感じの場所であること。

そして何より俺が女だって事。
正直一番そこが一番ショックです。
ない・・・ないんだよ・・・。

あ、自分の名前もわかってるんよ？この時代っぽくてかっこいいんだよ？

レスヴェニア・ルーネセスって言うんだ。なにこれ。かっこいい。
略してレーヴェ。あれ？どっかの剣帝みたいな名前に・・・。

母親はいつも俺の傍にいてくれるだがなんだが親父を見ない。
母さんの独り言や他の人との会話を聞く限り。どうやら先に死んじまったようだ。

こんな美人を置いて先に死ぬとかなんてバチあたりな。せめて俺に顔を見せてから逝けよ。

さてここがどこかって問題に対してだが、
・・・うん、実は薄々ここがどこかは分かってるんだ。

「ん？起きたの？」

母さんは贔屓目に見ても美人。これは俺も将来は期待できそうだ。
だって新しい人生を送るならそれなりに、ねぇ？

「ふふふ、笑ってるわね。あなたもがんばって将来エリウッド様のために働くのよ。
　お父さんの最後の願いなのよ？」

うんこれだ。これで聡い人なら気づいたと思うんだ。
つーか赤ん坊になんて物を背負わせる。いきなり親父の遺言を果たせとか。
俺に悲しみでも背負わせる気か。

っていうかエリウッドって烈火の剣の主人公だよね？そしてゲームの主人公だよね？
奥さん誰だ？かなり気になるんだが。

つまりは俺はどうやらゲームの世界に転生したっぽい。しかもファイアーエムブレム。
個人的に大好きなゲームで外伝を含めて死人なしでクリアできるまで遊びつくしたよ。
お蔭でどのマップに誰がどうやって出現するとか覚えちまったなぁ。
昔は歩く攻略本とか言われて遊ばれてたなぁ・・・。

話がずれちゃったな。基本、今俺ができるのは必死に体を動かす練習と話を聞くこと。
他にできることはゴシップを聞くこと。たまに母さんが誰かと話してるのは盗み聞きする程度だが。
だがそれによればなんかすこし前にロイが生まれたって話を聞いた。俺のほうが１年とすこし年上なのね。
ってことは俺は封印の剣に出演ですか？出ちゃうの？活躍しちゃうの？

っとまあ、思考はこんな風に未だに大学生。流石に母さんから乳を貰うときが恥ずかしい。
そして母乳クソ不味い。あれ味どうにかならないのか。

今はまだ体を自由に動かせないが後数ヶ月すれば体が動かせるはずだ。
今は体未発達で動かないしな。
それまではやはり体を動かせるようにこっそり練習。
ばれると母さんが心配するので。

体を動かせるようになったら本とかを読んでこの世界について勉強しないとな。
個人的には魔法を一度でいいから使ってみたい。
だってファンタジー世界へ行ったらなら一度は誰だって使いたいはず。
あとゲームで遊んでて「これはできないのか？」みたいな技術の応用とかも試したいよね。

フェレといえばすでに数回アレンとランスのコンビが見に来てくれた。俺より一つ二つぐらい上っぽい。
散々俺のことをかわいい言って消えてった。まぁ、女の身だから仕方ないけど、
まず自由に動けるようになったらボコるわ。徹底的にボコるわぁ。
トラウマになるまでボコるわぁ。

ほかにはマーカスやボールスも見たな。
ウォルトはたしかロイとほぼ同時期に生まれたんだっけ。

アレ？あの人たちが様子を見に来るってウチって結構上流階級？
それともフェレ家に縁のある家？もしくは分家？

「―、――ぁ。」

思わずあくびが漏れちゃった。まだ子供の体では成熟した思考についていけないのかな？
そういえば脳細胞って生まれたての頃が異常に多くあって成長するごとに最適化するために、
赤子から子供への間に大幅に潰すらしいけど今がその作業中なのかな？

「ほら眠りなさい、お母さんはここですよ～。」

考えてたら眠くなってきた。今日はもう考えるのはよして睡魔に身を任せよう。

さて、寝る前に一言。

明日も平和でありますように。

なんか主人公が変態さんになりそうです。
結構ギャグテイストになると思いますが、
大体は原作の展開やマップどおりだと思います。
しばらくはカオスな幼少期が続きます。

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「男なら覚悟を決めろ！ファイアー！！ファイアー！！ファイアアアアア！！！」

「や、ちょ、ま、やめ、ギャアアアアアア？！」

アレン捕獲完了。

「アレェーーーーーーン！！」

「次はお前だラァンスゥゥ・・・。」（巻き舌）

「本気ですか？！」

「俺の実験の為に散れランスよ・・・。」

「いやです！」

「死ねぇ！」

「殺す気ですか？！」

「男なら細かいこと気にするなよ。」

「細かくありません。すこしは気にしてください。」

「だからお前は枯れてるっていわれるんだ。」

「関係ないですよね？！しかも言われてません！」

「大人しくゲホッゲホゲホゴホ、ゴッホゴッホ。」

「ああ、だから暴れない方がいいですのに。大丈夫ですか？」

心配して近寄ってきたランスの腕を掴む。
せきをしたのは本当だがチャンスを逃さない。

「捕まえた。」

「あ。」

手をつかんだまま体を捻るようにして懐に入り込み震脚で体を固定。

「鉄山靠！」

「グハァ？！」

倒れるランス。捕獲完了。
中国拳法は使いやすいなぁ。この世界には存在しない武術だし。
だけど某スーパー八極拳神父には一生かかっても無理そうだ。

「俺の求める医学にはまだ遠い・・・。」

「いや、医学じゃないからそれ・・・。」

最後の力で突っ込みを入れて倒れるアレン。天晴れだ。
だが絶対に楽にはしない。



今俺は３歳にだた。１歳後半で体がやっと思い通り動かせるようになり、
２歳になってから書斎に篭って政治や魔道、歴史関係の書物を読み漁った。

そしてやはりここがファイアーエムブレムの世界だと理解した。
最初は希望的観測だったけどあたっちまったなぁ。

魔道を行使するのに必要なのは集中力、理解、そして感応。

精霊の声を聞き、文章を理解し、それを行使する集中力だ。

頭の中は大学生のままなので理解や集中は楽に出来た。
精霊の声を聞くにしたってどうやらいけるほうらしく、魔法を使えるまでに時間はかからなかった。
覚えてからはとりあえずアレンとランスにぶっぱなした。
おかげで天才少女とか天災少女とか呼ばれている。
天災言ったやつ表に出ろ。燃やしてやる。

ルーネセス家はフェレ家に代々使える影の一族。いわゆる暗殺とかそういうダーティーな一族だ。
烈火の剣時代、つまりエリウッドの代でエリウッドがいつまでも闇にいないで光に出ろとのことではれて表の住民になった。
そのお蔭でこうやって堂々とフェレ家の人間や騎士家系の連中と遊べるようになった。

エリウッドいわくロイの従者であるより友達でいて欲しいそうだ。
そういう意味でなら同い年のウォルト君のほうが向いてると思うんだけどね。

表に出るときに騒動があってそれで父が亡くなったが、
自分命と引き換えに我が家にそれなりの地位を獲得したらしい。

親父すげぇな。一度は会ってみたかったな。

さて俺はどうやら内臓が生まれつき弱いらしい。なんでも一族のハイスペックボディの対価だとか。
筋肉、骨格は理想的な状態を生まれたときから。頭脳に関しても見たことは忘れない。
なんてチート？病人で廃スペック（文字は正しい）とかなんてどこのトキ？
まぁ、病人じゃないんだけど。
基本短命な一族だとか何とか。

まぁ、死なない程度に体動かして鍛えてますが。
前世の記憶もあって一応アレンやランスには負けなし。
さすがにマーカスやボールスといった現役騎士には勝てない。
オスティアのヘクトルにも会って無いなぁ。こちらには基本こないし。
リリーナに会ったら俺好みにちょう・・・ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ教育しよう。うん。

個人的には愛があれば性別は問題ないと思う。　（ｷﾘｯ
つか俺こんなやつだっけ。

っと言うことで俺は今将来あるであろうベルンからの進攻に備えて力をつけている。

一日の大半が書斎の本を読み漁って勉強するか、
練兵場でアレンとランスをフルボッコにして体を動かす。

驚いたことに母さんはかなりのやり手だった。
戦い方はルーネサス家代々のやり方があったので教えてもらってるけど、
モロ暗殺体術だったわ。だからどこの七夜だっつーの。

一度アレンとランスに試したら病院送りになりかけたから他人に使うのは自重しておこう。
アレマジ手加減とか無理だし。

ここでちょっと俺のスペックをまとめよう。

まず容姿だが髪はロングの白髪。母さんみたいな綺麗な色をしてるので気に入ってる。
顔は若干イリア系、母さんはそっちから嫁いできたらしい。
背に関しては今はまだ平均的だ。
胸はまだ発育が始まってない。母さんを見て将来に期待。

戦闘能力的には魔法は使えるが戦闘となるとあまり使えない。
行使はできるが使える魔力が少ないのだ。精密なコントロールは得意なんだが・・・。

体術は生前爺さんに習った古武術に母さんから習っている暗殺術を掛け合わせた全く新しい何か。
主な得物はナイフ。今は鋼糸の使い方を習得中。表の世界に出ても変わらないクオリティ。
剣に関しては自作で木刀を作り練習中。和刀ないかなぁ。クリ率高いし。

そういえば原作ではよくルトガーをソードマスターにしてキルソード無双したなぁ。
俺も秘密の店でも行ってドーピングしようかなぁ。
無理か。アレ値段が高いし。

っと俺のスペックはこんな感じ？

さて、現在気絶したアレンとランスを足で引きずりながら部屋へ運んでいる。
今日は新薬の実験台にしてやんぜ。
っとそんなこんなを考えていたら廊下からエリウッドが出てきた。

俺はすぐにアレンとランスを投げ捨てて礼をした。

「おはようございますエリウッド様。」

エリウッドには本当に頭が上がらない。
なにせ親父が死んだあとは家がしっかりするまでは面倒を見てくれてたようだからね。
騒動の際にも先頭に立ってくれてたとか。

「ああ、おはようレスヴェニア。今日も元気だね。」

今のエリウッドはまだ元気でまだ病に侵されていない。
いや、その兆候は出てきているかもしれない。

「はい。エリウッド様のお蔭で勉強や研究が出来感謝しております。」

「ははは、そうか。君の活躍は聞いてるよ。もう書斎の本はほとんど読みつくしたんだって？
　私もそれぐらいの才能が君の年のころには欲しかったよ。」

「は、ありがとう御座います。」

うーん誰かに認めてもらえるのはいいなぁ。

「そうだ、レスヴェニア、君に話があるんだ。」

俺に話し？一体なんだろう。

「一体なんでしょうエリウッド様？」

「オスティアに留学する気は無いか？」

まさかの留学来たよ。
てっきり俺置いてロイに護衛つけて行かすのかと。

「実はロイがもう少し大きくなってからロイを向こうへ送ろうかと思ってたのだが、
　向こうはどうやら君を一目見たくてね。ヘクトルがうるさいんだ。どうだ、留学してみる気は無いか？
　今すぐじゃなくて行くのなら来年になるんだけどね。」

「・・・母と相談させてください。」

「わかった。君には期待してるよ。」

そう言って頭を撫でた後エリウッドはどっかへ行ってしまった。
しかし留学かぁ。俺によるオスティア魔改造フラグ？
・・・ねぇな。でもこの時代町の清掃業とかないしはじめたら金になりそう。

きっと母さんに言ったら留学に関しては賛成してくれるだろうな。
そしてオスティアに行くまでにルーネサスの技覚えさせるために血反吐吐くんだろうな。

「まぁその前に今日はこの二人を人体実験にかけるが。」

あ、ビクっと動いた。そろそろ恐怖が骨にまで染みたのだろうか。

だがしかし自分専用の得物がほしいな。でも鍛冶の技術はベルンと比べると圧倒的に低いのよねここらって。
だからキルソードですら生産できないという・・・。

あ、でも漫画版ファーイアーエムブレムにすげぇ鍛冶屋のおっさんがいたな。
暇なときに探してみるか。

















＞ＴＤ様、幻翼様
誤字指摘ありがとう御座います修正しました。


＞鍋様、ロルビス様、カイン様、ＤＤＴ様、soranano様
自分もＦＥ大好きです。このＳＳの元ネタが自分妄想や、
寝てるときにみた夢なんて絶対にいえません。あ。

＞オギーナイト様、いかん様、幻翼様
名前だけで特定しちゃうわけではなくて、
混乱したテンションからとりあえず暴走してた感じで、
もってる情報からこれだったらいいなぁ、
みたいな願望で一人語りしてた感じです。

＞オギーナイト様
ランスに関してはオリジナル設定です。
早くからフェレにいさせたほうがアレンとの絡みで楽しそうだったので、
ついやってしまいました。

それなりに戦えるようになったらＦＥ風のステータス表示する予定です。
多分次回かその後です。そして留学の話し若干早いですかね？
子供は積極的に知識を付けさす方がいいと思うんですが。
そして大体今回でクラスを理解した人がいるかな？
それではまた次回に。