<< 日本にとってのアメリカとはなにか(完) 古森義久 | main | 菅政権は責任を逃げている 古森義久 >>
米国SEC、中国の格付け機関を門前払い 宮崎正弘
客観的な経済評価、格付け評価が行える体質を持たない。ウォールストリート・ジャーナル(27日付け)などに拠れば、米国SECは、中国から申請のでていた「大公国際資信評価公司」(英文名DAGUAN)の登録を「疑わしい」として門前払いしていたことが判明した。

同社は世界の国債・社債・有力企業の株式の信用度などをレーティングして投資家に知らせる業務をおこなう。いわばS&P,フィッチなどを真似て中国がたちあげたものだが、日本国債の評価が中国のそれより2ランク下だったり、ハチャメチャな業務内容に疑問の声が上がっていた(詳しくは拙著『上海バブルは崩壊する』(清流出版)を参照)。

SECは同社が米国のルールにしたがった検査をできる能力が疑問として、登録を許可しなかった。
 
杜父魚文庫
| 宮崎正弘 | 16:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |







コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.kajika.net/trackback/997341
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< September 2010 >>

SEARCH

SELECTED ENTRIES

RECENT COMMENT

RECENT TRACKBACK

CATEGORIES

ARCHIVES



LINKS

PROFILE