広島市中区の仏壇通り周辺の3町内会でつくる「仏だん通り活性化委員会」は27日、通りにカラーコーンを置き、歩行スペースを確保する社会実験を始めた。
東西約350メートルの通りのうち、堀川町から銀山町にかけての約200メートル区間で実施。通り両側の路側帯に緑のコーン計約50本を配置した。
一方通行の通りには、飲食店などのテナントビルが立ち並び、搬入車両や自転車、歩行者が混然と通行している。路側帯には多くの看板が立てられ、歩行者にとっては危険な状態という。
同委員会は5月、通り沿いの約600店舗を対象にアンケートを実施。回答した店舗のうち8割以上が「改善が必要」としたため、社会実験の実施を決めた。
【写真説明】歩車分離を目指し、カラーコーンが設置された仏壇通り
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