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  幻想郷訪問録 作者:黒羽
ドM終了までのカウントダウン開始です
カウントダウン 開始
side ???

 巫女を呼ぶために神社を壊したんだけど、面白そうなゲストが参戦したわね。ふふ、これはたっぷり楽しめそうね...

sode Toya

「お前ですら何も知らないか...さて、どうするか...」

 ずいぶんとボロボロになった烏天狗を後ろにしてあたりを見回す。

「あやや...ひどいです...」
「すまんな、何か知ってると思ってやりすぎた」

 こいつが近くに来たと思ったらいきなり暴風雨だからな。こいつが異変の元凶かと勘違いして尋も...少し質問してみたのだが、本当に何も知らないらしい。

「私が知ってるのはどこもかしこもこの暴風雨だって事だけですよ~...どうして信じてくれなかったんですか~!」
「さっき言ったとおりだ」
 
 おかげで服がびしょ濡れだ。あとで乾かすからいいけど。

「はぁ...とんだ無駄骨だ。考えても考えても答えが出ないし、かといって当てもなくそこらを駆けずり回って情報を集めるのも効率が悪い」

 だがそれ以外に方法もないし...やれやれ、どうしたものか...

「うう...脇巫女2Pカラーにも叩かれたし、こんどは刀弥さんにですか...今度雛様に厄を祓ってもらいましょう...」
「そうしろ」

 とりあえず、異変を起こしたのはこいつではない。と、なると自力で地震を起こせるのは守矢神社の諏訪子程度。だが、あいつがやるはずがない。以前逆夜這いに来た時に紫がスキマに放り込んで精神崩壊起こさせたからな。

「...さて、どうすればいいのやら...」

 このまま放っておくのも癪だ。ものすごく。嘗められるというのは別にかまわないが、式の邪魔をされて黙っておくのは...夫としては黙っていられない。異変のことはレミリアとフラン、あと咲夜には黙っている。この異変の元凶は、俺が責任をもって制裁する。

「さて、どう料理するか...」

 やはりヤツメウナギの養殖池に放り込むというのと太陽の畑に放り込んで幽香と一緒に楽しむというのは外せない。楽しみは分かち合うものだ。

「こ...怖い...」
「また顔に出てたか?」
「い、いえ...その、形容しがたい狂気を通り越した凶気が...私はこれで!!」
 
 白玉楼では雪が降ってたし...紅魔館は雨...。魔法の森も雨。あの緋色の雲も何か異変と関係あるんだろうが...映姫様なら何か知ってるかもな。今まで何千以上の霊を裁いて来たんだ。その分人生も覗いているはず。似たような事を知っていてもおかしくない...。

「あんまり気が進まんな...」

 とは言っても、ほかにアテがないのだから仕方ない。行くとしよう。

side out

side Hujiwara

「地震が来ますよ」
「どちら様?」

 現在留守番中アンド見知らぬ女性。(旧作ではないので新キャラだと思う)に話しかけられ中。

「いえ、ですから地震が来ますよ?」
「いや、だからどちらさま?」

 とりあえず聞いてみる。こんな派手な服装をした女性は今までには出ていない。

「しがない竜宮の使いです」
「...この地震はその予兆とか?」
「ええ、少し人為的なものはありますが、そうです」

 人為的か~...この人ではなさそうだな。異変の犯人は自分のテリトリーから絶対に出ないから、おそらくこの女性は違うんだろう。だって美人だし。

「では私はこれで」
「あ、そうだ。焼き鳥いかがですか?」

 焼いたばかりの焼き鳥を勧める。

「いえ、まだ仕事中ですので。また今度お願いします」
「そうですか。さようなら~」

 手を振って見送る。美人な女性には絶対に裏がある。下手に付き合いを増やさないほうがいい。

 side out

「そこはかとなく地震が来ます」
「ん?」

 三途の川へ行ったのはいいものの、収穫はなし。説教されてたので邪魔するわけにもいかず、そのまま帰ってきた。

「ですから、地震が来ますよ」
「いえ、それはわかっているのですが...」

 のはいいんだが、知らない人に声をかけられた。

「ああ、もしかしてあなたがこの異変を起こした人でしょうか?」

 手を叩いて能力を発動。

「違います。私はただ地震が来ることを伝えるだけの竜宮の使い。神社が倒壊したのはその前兆です」
「そうですかそうですか...」

 ナイフを手に取り、女性の顔めがけて突き出す。

「おっと、危ないですね...一体どうなされたのですか?」
「神社倒壊の件、お前が一枚噛んでるんじゃないかと思ってな」

 ナイフをさらに取り出して睨む。情報は多いほうがいい。尋問の始まりだ。

「いえ、残念ながらそれは私ではありません」
「じゃあ誰だ?」
「総領娘、日那々居天子様です」

 ...やけにあっさり吐いたな...

「それが本当だという証拠は?」
「ありませんね。ですが、最近退屈だと仰っていたのでおそらく総領娘様かと」
「ふむ...まあどちらにしろあなたが起したわけではないようですし...そいつはどこにいやがりますか?」

 おっと、口調が乱れた。

「天界です」
「やけにあっさり吐きましたね」
「最近総領娘様も調子に乗ってまして、少しお灸をすえてほしいのです」
「わかりました」

 クックック...思わぬ収穫。

「天界へは、山の神社から行けますよ」
「どうもありがとうございます」

 灸をすえろとのことなので、そのご要望にお答えしよう。やりすぎて死んでも責任は取らんが...むしろ殺る。生まれてきたことを後悔させてやる。