幻想郷に戻ってきて天狗とひと悶着あったものの、喧嘩にもならず、仲良くなれた刀弥であった。
吸血鬼姉妹との再会
青年飛行中・・・
「お、見えてきた見えてきた」
天魔に教えてもらった方向に飛んでいると、真っ赤な屋敷が見えたてきた。
あんな建物はここ幻想郷にも外の世界にも、紅魔館以外に無いだろう
「美鈴さーん!起きてくださーい!咲夜さんが怒ってますよー!」
「うそ!?ごめんなさいごめんなさい!もう仕事サボって寝たりしないからゆるしてー!ってあれ?いない?」
まんまと引っかかったようだ
「嘘ですよ。咲夜さんはいませんよ「中国?仕事サボって何をしているのかしら?」あれ?」
後ろから咲夜さんの声が・・・
「ひぃぃいいいいー!」
「あなたは!何度!仕事をサボれば!気が済むの!」
ナイフが大量に飛んでくる。流れ弾に当たらないように気をつけないと・・・
「失礼しました。お見苦しいところを見せてしまい申し訳ありませんでした。
さ、どうぞこちらへ。お嬢様がお待ちです」
「そうですね」
(美鈴さんのことだ、すぐに復活するだろう・・・毎日喰らってるわけだし)
血溜まりの中に沈む美鈴さんを見てそう思った自分が怖い
青年&メイド移動中・・・
「お嬢様。刀弥様をお連れしました」
「刀弥ーーー!」
扉をぶち破って飛んできたのはフランだった
「グホ!!!」
吸血鬼の身体能力でドアをぶち破って勢いが多少衰えたとはいえ、やはり吸血鬼の全力タックルはきつい・・・
「フラン?もう少し穏やかな挨拶はできないのか?俺を殺す気か?」
「うー、そんなつもりは無いもん!」
「なら全力のタックルはよしてくれ。死ぬぞ?」
フランと数日ぶりの再会を楽しみつつ、不満そうな顔をしているレミリアのほうへ顔を向ける
「レミリア。元気にしてたか?」
(フランと仲直りできたようだな。いっしょの部屋にいる所を見ると前より仲は良くなったようだな。良かった良かった)
「ええ、私は吸血鬼なのよ?そんな心配は必要ないわ」
「ならよし」
「ところで刀弥?率直に聞くわ」
「また私のものになれとか言うつもりじゃないよな?」
「違うわ。前あったときと匂いが違うわ。それに八雲の匂いが混じってる」
(・・・ギク!)
「あの女と、ヤった?」
・・・・・・・
「ヤったというよりは、襲われた・・・かな?」
「そう・・・あなた自身の意思じゃないならまぁいいわ(あの泥棒猫・・・今度合ったらお仕置きする必要がありそうね・・・)」
ものすごくどす黒いオーラを放っている(ように見える)
「刀弥~、血を頂戴?」
フラン・・・そんなかわいい顔しても嫌だぞ・・・それに俺はもう童○じゃないからヴァンパイアにもなれず、グールになるじゃないか・・・
「そうね・・・味のほうも気になるしね・・・」
「刀弥様、誤解しておられるようですから一つ言っておきます。
吸血鬼に血を吸われても吸血鬼にはなりません。血を吸うだけではなく、送られなければ問題ありません」
咲夜さん。そういわれても嫌なものは嫌だ
「(あとで私の体を自由にして下さってもかまいませんから・・・)」
それはおいしい話だが、嘘だな。それに万が一の可能性もある。グールなんかにされたら溜まったもんじゃない
「強情ね・・・別に直接吸わなくてもいいのよ?ちょっと痛いけど」
「私は直接がいんだけどな~」
「・・・それならまあいいだろう」
ナイフで手首を切り即座に魔法で治療。出てきた血を咲夜さんの準備したワイングラスに注ぐ
(リストカットなんてしたくは無かったんだがな・・・泊めてくれるお礼だ。我慢しよう)
「おいしいわね・・・今まで飲んだ血の中でも極上物だわ・・・それにあなたB型?ねぇもっと頂戴?」
「私もー」
血の良し悪しなんて俺にはわからんが、かなりおいしいらしい
「ダメだ。これ以上やったらこっちが貧血で倒れる」
血を求める姿には少しくらっと来るものを感じたが・・・駄菓子菓子、貧血は嫌だ
「お嬢様、我慢してください」
「しょうがないわね・・・」
「うー・・・」
・・・よほど気に入られてしまったようだ。
「さて、レミリア、頼みたいことがあるんだが、いいか?」
「いいわ。何?」
うむ、聞いてくれるようだ
「ここで働かせてくれ」
「へ!?」
「だから、ここで働かせてほしい。ただで泊まるのも悪いだろう」
(対価として毎日血をせびられたらたまったもんじゃない。それに俺の理性も危ない)
「ダメです。お客様に対してそのような事をさせるわけにはいきません」
咲夜さんは止めるが、こっちは貧血にはなりたくない
「レミリアはどうなんだ?」
「・・・・・・・・」
悩んでいるようだ
「(俺を一時的にではあるがお前らのものにできるぞ?)」
近寄ってそう囁く
「いいわ、雇いましょう。咲夜の手伝いをして頂戴。人手が足りなくて困ってたの」
「(計画通り・・・ニヤリ)人手が足りないって、妖精メイドはどうしたんだ?あんなにたくさんいるのに」
「働かないのよ。あんまり・・・」
・・・美鈴さん以外にもサボりがいたか
「咲夜、これからは客人としてではなく、職場の同僚として接しなさい。わかったわね?」
「・・・かしこまりました」
納得してくれたようだ。よかったよかった
「フランもそれでいいよな?」
「いいよー、これから毎日会えるんだし」
「毎日は無理だぞ?俺にも学校があるからな。金曜土曜と日曜日の朝だな。あと長期休業中」
「むー・・・」
「すまないな。だが俺にも外での生活があるんだ・・・我慢してくれ」
「そういうなら・・・しょうがないか・・・」
うん、こっちも納得してくれたようだ
「それじゃ、咲夜さん、よろしくお願いします」
「ええ、こっちこそ」
これからの仕事の先輩と握手を交わす
「それじゃ、まずは仕事用の服に着替えてきなさい。咲夜、案内しなさい」
「かしこまりました。行きますよ、刀弥さん?」
「話し方がずいぶんと変わりましたね」
「こっちが素よ。さっきまでのは仕事用、じゃ、行きましょう」
青年&メイド移動中・・・
「ここがショウルーム。たしか執事用の服はここら辺に・・・あったあった。はいどうぞ」
そう言って渡されたのは映画とかドラマで稀に見る服だった
「ありがとうございます。着替えるので少し出てくれませんか?」
「分かってるわ」
・・・青年更衣中・・・
「もう入っていいですよ」
「ふふ、よく似合ってるわ。さ、お嬢様に挨拶しに行くわよ」
(青年改め)バトラー&メイド移動中
「刀・・・弥よね?」
「そうでございます、お嬢様」
こんな服装なので役になりきってみた
「むー、敬語はやめてほしいわ!」
フランは嫌がっているようだ、しかし!辞めるつもりは一切無い!
「そうは言われましても、仕事ですので・・・」
後ろから咲夜さんが
「(役になりきっているわね)」
「(楽しいですし)」
軽く話をして一礼
「それではお嬢様方、ワタクシめは館の清掃に行ってまいります。御用があれば何なりとお申し付けください」
唖然としているレミリアとフランをよそに屋敷の清掃へと向かっていった
バトラー&メイド清掃中
「・・・結構きついですね・・・」
「そうでしょ?」
軽い返事が返ってくるが、まだぜんぜん平気そうだ
「能力で何とかします・・・」
範囲内の床や壁、窓の結果を『汚れていない』という結果で上書きする
「・・・本当に何にでも使えるのね、その能力・・・」
「いやいや、生物に対しては『自分と自分の能力で出た結果』意外は能力の対象外なんでね、意外と使い勝手が良くないんです」
「ちょうどいいわ。金曜日と土曜日、それと日曜日の朝だったかしら?その能力で掃除して回って頂戴。屋敷は広いけど、一時間くらいで終わるはずよ」
「了解です。メイド長」
「役職で呼ばないでくれる?」
「了解です。咲夜さん」
「それでいいわ。私は他を掃除して回るから、東棟が終わったら手伝いに来てくれる?」
「分かりました」
「それじゃ、」
咲夜さんは西か、頑張って終わらせて早く手伝いに行こうかな
バトラー能力使用で清掃中・・・・・・
掃除終了
「さて、終わったし咲夜さんの手伝いにでもいk」
手伝いをしに行こうとした瞬間、突如(姉妹喧嘩のときほどではないが)轟音が響き渡った
「ネズミ(侵入者)よ退治するから手伝いなさい」
「了解。で、何処に行けば?」
「図書館よ。いつも本を盗っていくからね」
バトラー&メイド飛行中・・・
「パチュリー様!侵入者は何処ですか!?」
「なに、その格好?」
まずそっちか・・・
「これはかくかくしかじかで、雇ってもらうことになったんです。それよりも侵入者は?」
「あっちよ。小悪魔と妖精メイドが迎撃中だけど、長くは持たないわね・・・」
相当の実力者か・・・気を引き締めてかからないとな・・・
ボールペンを二丁拳銃に変えて出撃・・・しようとするとパチュリーに襟首を引っつかまれて止められた
「血が出るのは本が汚れるからやめなさい」
とのことだ。しかたない、ショットガンに変えて非致死性のゴムスタン弾を装填
「やめなさいって言ってるでしょ」
本で頭を殴られた。むっちゃ痛い・・・
「これは硬質ゴム製の弾丸を使用してあるので死にはしません!」
「そう、ならいいわ。行ってらっしゃい」
はいはい・・・あ、小悪魔さんが落とされた
「では、行ってきます」
バトラー飛行中・・・
「侵入者!大人しく投降して本を返せば痛い目を見ずに済むぞ!」
「お、新入りか?ん~どっかで見たことあるような・・・」
あいつは・・・
「泥棒魔法使い!」
「お前はあの時落としてくれた魔法使い!ここであったが百年目だぜ!
恋符『マスタースパーク』!」
「知るか!本を盗むほうが悪い!反転『寄せる波と返す波』!」
レーザーのようなものを撃ってくるが反転させて相手に返す。が避けられる
「おっと危ない。私は死ぬまで借りてるだけだぜ!盗んでなんか無いぜ!」
「同じだー!
おい、パチュリー!」
「なに?」
「ここの本は濡れても問題ないよな?」
「ええ、何をする気か知らないけど、濡れようが火であぶろうが問題ないわ」
「なら、水剋火『大洋の津波』!Das Meer! 《海!》」
異変のときに使ったスペルカードを使用する
「そ、そんなの卑怯なんだぜー!」
「そう言いつつも、圧倒的な水流になす術なく押し流されていく泥棒魔法使いであったマル」
「ひ、ひどいんだぜー!ブクブク・・・」
侵入者の掃除も終わったところで・・・能力を行使『図書館の空間内にあるもの全ては濡れていない、壊れていない』結果で上書きする
「何を目を丸くして突っ立っておられるのでしょうか、パチュリー様?」
「いや、あんな大規模な魔法を使えるあなたの能力にいまさらながら驚いていただけよ。それと、その口調やめなさい。気持ち悪いわ」
「了解だよ、パチュリー」
「ネズミ(侵入者)退治お疲れ様。仕事も終わったし、お茶にしましょうか」
「そうですね」「そうしましょう」「いいですね」左から順に小悪魔さん、パチュリー、俺の順番で返事をする
「そういえば美鈴さんは?」
「中国なら今頃門の前で伸びてるわよ」
「治療してきます」
「必要ないわよ。中国ならすぐに復活してくるわ」
「・・・そうですね」
(ナイフで針ネズミにされてもすぐに復活してくるしな)
「ええ、じゃあ私は準備をするからお嬢様を呼んできてくれないかしら?」
「いいですよ」
・・・バトラー飛行中・・・
「お嬢様、失礼します」
ノックをして入る
「お茶会の準備ができましたので呼びに参りました」
「その口調、なんだかむずかゆいわ。やめてくれないかしら?」
「そういわれましても、バトラー(執事)としてはそうは行きません」
「じゃあ、雇用者命令よやめなさい」
「ですがお断りします」
「・・・良くないわよ!私の婚約者なんだからもう少し対等に接しなさい!」
ゾク!後ろからものすごいオーラが・・・
「お~ね~え~さ~ま~?抜け駆けはよしてっていったわよね?」
「フ、フラン?私はそういうわけじゃなくて、ね?落ち着いて?」
妹に圧倒される姉・・・シュールだ
「刀弥は『二人で』共有しようって言ったわよね?」
「お嬢様、失礼ですがワタクシめはそのようなことは全く認めておりませんが?」
「「聞いてないわ」」
「お茶会の準備ができたので呼びに来たのですが?」
本来の目的を忘れるところだった
「そうね、行きましょ、フラン?」
「ええ、お姉さま」
バトラー&吸血鬼姉妹移動中・・・
中庭へ出ると咲夜さんをはじめとする紅魔館グループが準備を済まして待っていた
「遅くなりました。咲夜さん」
「かまいませんわ」
「さ、お茶会を始めましょうか」
その後のお茶会は実に楽しいものであった。フランとレミリアがちょっと俺の所有権をかけて勝負(弾幕ごっこ)をして、結局勝負がつかずに引き分けとなり紅魔館が半壊したので能力で直したり、パチュリーに魔法云々について聞かされたり、美鈴さんのことを忘れていて急いで呼びにいったり、その後美鈴さんに弟子入りすることになったり・・・
色々と合ったがかなり楽しかったことには違いない。外の世界ではあんまりこんな楽しみは無かったからな・・・
「さて、時間も過ぎましたし、これでお開きにしましょう」
「そうですね」
お茶会が終わりしだい解散。俺と咲夜さんはその片づけをした
時は過ぎ、夜深く・・・
「いいわねフラン」
「ええ、お姉さま。今度こそどっちが婚約者にふさわしいか、直接聞いて見ましょう」
「きっと私を選ぶに違いないわ」
「いいえお姉さま、私を選ぶに決まってるわ!」
「それも本人の『体』に聞けば分かるはずよ」
「『初めて』だからちょっと不安だけど」
「あら、不安ならあきらめればいいのよ?」
「そういうお姉さまこそ、『初めて』なんでしょう?不安でしょう?あきらめなさいよ」
「私はあなたとは違うわ」
「私もよ」
一方その頃
「むぅ、体が動かん・・・咲夜さん、夕食に一服盛ったか?」
背後にいきなり現れた咲夜さんに問いかける
「ええ、盛ったわよ?遅効性の筋肉弛緩剤といっしょに媚薬と精力剤もね・・・お嬢様が来るまで私が相手してあげるわ」
「咲夜さん?その、気持ちはうれしいんですが、なんと言うか・・・」
「薬のほうは問題ないわよ。永遠亭の薬師の特性だから、副作用も心配いらないわ」
「いえ、そういうわけではなく・・・『薬は効いてませんよ?』」
能力で薬の効果を『効いていない』結果を上書き・・・よく使うなこの能力
「でも逃がさないわよ?」
(こんなおいしい話、断るわけが無い)
「逃げませんよ・・・相手させてもらいますよ?今日『私の体を自由にしていい』って言ってましたよね?そっちがその気なら、喜んで。
でも、本当にいいんですか?こんなことしちゃっても・・・」
「いいわよ?好きにしても。私もあなたのこと、嫌いじゃないし」
ああ、今のその言葉でかろうじて残っていた理性が完全に吹っ飛んだ・・・
そのまま押し倒す
「キャッ!!」
以下閲覧不可、適当に想像してください
・・・体がだるい・・・
隣には全裸の咲夜さん、レミリア、フラン・・・そしてベッドのシーツにはいろいろなものがこびりついている。血とかその他色々・・・
・・・・・・・・昨日はそういえば・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・咲夜さんと行為におよんで・・・
・・・その後レミリアとフランも混じって、理性も吹っ飛んでたから三人まとめて相手にして・・・・
「ロリコンや女たらしといわれても仕方が無いかな?こりゃ・・・天国だか地獄だかにいる親父やお袋にどう言い訳しようか・・・」
ハハハ、と乾いた笑いを浮かべるしかなかった・・・
次回へ続く
・・・現在猛烈に反省しております。
今回は少しやりすぎました・・・
三人のファンの方には画面の向こうで土下座しましょう
申し訳ございませんでした!