大きな力を持つ人間と、不老不死の妖術使いは異変を感じ月夜の散歩へ・・・
果たしてその先に待つものは・・・
永夜の月見 月夜の散歩と兎狩編
・・・ふと目が覚めた・・・
「・・・今夜は月がきれいだな・・・まだ少し眠いけど、月夜の散歩もいいかもしれない」
そう思い、外に出る。すると
「なんで人里が無いんだ?」
人里が跡形も無く消え去っていた。そして、
「おや、何で人間の君が外に出ている?」
妖怪がいた・・・
「妖怪が人里に、しかもこんな夜中になんの用だ?!答えろ!」
ボールペンをおなじみの二丁拳銃に変え、そう言い放つ
「あー、この姿では分からないか・・・私は慧音だ」
(慧音さん?確かに声は慧音さんだが、妖怪の中に声を変えることができるやつがいないとも限らないしな・・・)
「じゃあ、確認のため聞いておこう。慧音さんの仕事は?」
何時でも銃を撃てるように引き金に指をかけて質問する
「人里の守護者兼寺子屋の教師だ」
・・・にわかに信じがたい話だが、この妖怪は本当に慧音さんのようだ
「分かりました・・・信じましょう。ですがなぜ慧音さんが妖怪の姿に?」
「それは「慧音はハクタクの血が混じっていて、満月の夜はそっちに引っ張られるんだ」・・・妹紅、人のセリフを奪わないでくれるか?」
妹紅さんが言うには、どうやら慧音さんは混血だったらしい
「慧音さん、人里が無いのはなぜですか?」
思い切って聞いてみることに
「すまない・・・『人里は初めから存在しなかった』そういうことだ」
どうやら何らかの能力によるものらしい。だが、里の人間がいないのに俺だけが外に出ているのはおかしい
「それはいいとして、なんで俺だけが外にいるんでしょうか?」
「君は元々は外に住人だろう。たぶんそのせいだ」
「災難だったね」
全くもってその通りだ・・・しかし
「月がおかしいのはなんでですか?」
「それに気が付くとはな・・・それはおそらく異変のせいだろう。放っておけば博霊の巫女が解決してくれるさ」
(なるほど・・・異変か・・・面白そうだ。ちょうど退屈してたところだ)
「その異変は、別に誰が解決してもかまわないんですよね?異変の元凶はどこですか?」
「やめておけ。異変は君程度じゃあ解決できない・・・」
(こんな面白そうなことに首を突っ込まないでいられるわけが無い)
「心配はいりません。紅魔館の吸血鬼姉妹と殺りあっても楽勝でしたから」
「嘘をつくにしてももうちょっとましなのを選んだらどうだ?」
信じてないな
「なら証k「いいじゃないか慧音、行かしてやっても」セリフに割り込まないでください」
実力を示すなら戦うのが一番手っ取り早いと思ったんだがな
「しかしだな「ここにいたって慧音の邪魔になるだけだろ?危なくなったら私が責任を持って守るからさ」そこまで言うなら・・・」
しぶしぶながらも納得してくれたようだ
「じゃあ行くぞ。異変の元凶に一人心当たりがあるからな」
青年&少女?飛行中・・・
弾幕を放ってくるウサギを妹紅さんと協力しながらP90を連射し、片っ端から打ち落としていくと、大きな竹林にたどり着いた
「なかなかやるじゃないか」「いえいえ、そちらこそ」
「でも、ここからはさっきの比じゃないよ。覚悟はいいね」
「もちろん!」
そう意気込んで竹林の中へと入っていった・・・
「確かに弾幕も敵の数もさっきの比じゃありませんね。一気に落とすので目と耳をふさいでください
護身!『スタングレネード』!」
竹林を閃光と爆音が貫いた
そして音と光が止むとさっきまでいた兎の大群とリーダーの人参のネックレスをしたウサ耳少女が目を回して落ちていた
「うひゃー、すごいね今の」
感心した様子でこちらを見てくる
「ええ、今のは一番効果範囲の広いカードでして、自慢のボムです」
「しかし、私の心配はいらなかったかな?」
「ええ、無用でしたね・・・うわ!危な!」
軽く言葉を交わしていると、いきなりさっきとは違う明らかに殺意のこもった弾幕が襲ってきた
「永遠亭の兎だね、、やれるかい?」
「もちろんです。なめないでください」
速射と貫通重視のP90からおなじみの衝撃と破壊力重視の二丁拳銃へ持ち替える
「怪我しないうちに帰りなさい!」
「その言葉そっくりそのままお返ししますよ。ウサ耳のお嬢さん?」
おなじみの挑発。そして
「・・・ぶっ殺す!」
どうやら逆鱗に触れてしまったようだ
「まあまあ、落ち着いて(妹紅さんは下がってください、蛇符)『お前に俺は殺せない』よ」
挑発とスペカの両方を兼ねて宣言する
「狂いなさい!」
ウサ耳さん(仮)の赤い瞳にさらに力がこもったような感じがする
(視界が回る・・・耳鳴りがひどい・・・頭が痛い・・・気持ち悪い)
「オェ・・・」
どうやら干渉系の能力持ちだったようで・・・能力を使用『相手の能力の影響を受けていない』結果で上書き
「何とかなったな」「大丈夫かい?」
「まだまだ行けますよ」
妹紅さんに返事をする。その間もスペルカードの宣言までして弾幕が襲ってくるが、さっきのスペルが有効なので弾幕は当たらない
「何で当たらないの!」
「手品のネタを教えるみたいに手札を簡単に教える馬鹿がいると思うか?Einschränkung 《束縛》」
魔法で捕まえて手足を打ち抜いて吹っ飛ばしてダルマ状態にする
「きゃあぁぁあぁあ!!」
うん、いい悲鳴だ。けどなんとなく許さない
「死ぬか案内するか、どっちがいい?あ、案内はいたからいいや、じゃ、さよなら」
「おいおい、さすがに殺す必要は無いと思うが」
冗談だったのに
「・・・冗談ですよ。冗談」
おなじみの能力で傷を『無かったことに』する。ちなみに束縛はまだ解いてない
「何が目的なの!?今すぐ拘束をときなさい!」
横でごちゃごちゃ言ってるが無視
「さて、行きましょうか」「手土産はこの兎か?」
それもいいな・・・
そうしてウサ耳さん(仮)を担ぎ飛んでいった