紅魔館の主人の所へ案内された主人公
この先どうなるのでしょうか?
続・紅魔館へのお泊り交渉
side touya
咲夜さんに連れられ廊下を歩いていると、数ある部屋の扉のなかでも、ひと際立派な扉が現れた。
(これだけ立派な館の主人なんだ。部屋の扉が立派なのも当然か)
そうあれこれと考えていると咲夜さんが扉をノックした。どうやら部屋に入る許可を求めているらしい。
「(紅魔館に泊りたいなんて人間初めて見たわ...服装からすると「外」の人間のようだけど...。
それも含めてお嬢様に聞いてみましょう)
お嬢様、紅魔館に宿泊したいというお客様をお連れしました」
「いいわ、入りなさい」
すると中からまだ幼さの残る、しかし威厳をもった声が聞こえてきた
(子供が館の主なのか?)
「失礼します」
咲夜さんは中へ入っていったが、どうしようか...
「そこの人間も入りなさい」
「(客を人間なんて呼び方するか?普通?しつけのなってない子どもだ。それにあの背中の羽は本物か?)
初めましてあなたがこの館の主人でよろしいのでしょうか?」
挨拶は相手が子どもだろうと礼儀正しくが俺の考えだ。いくら相手がクソガキでもな
「ようこそ外来人。私がこの館の主、レミリア・スカーレットよ。
人間にしては礼儀がなってるじゃない、それで貴方、この屋敷に泊りたいのよね?」
「そうです」
「いいわ、泊めてあげましょう」
「(やけにあっさり許可してくれたな)ありがとうございます。
ところで先ほど「外来人」とおっしゃいましたよね?それはどういう意味でしょうか?」
「いいわ、教えてあげましょう、感謝しなさい。
ここは「幻想郷」外の世界で幻想となったものの最後の拠り所。
外の世界で存在しないとされたり、忘れ去られたものが集まってるところよ」
「(まさかな...)
外の世界というと、ここは隔離された世界ということでしょうか?」
最悪の予想を聞いてみる。
返答は...
「その認識で間違いないわ」
との事だ。
「(最悪の予想が的中したな)では貴女も存在しないと定義されたものということですか」
「そうよ。種族は誇り高き吸血鬼、少なくともあなたの500年以上は生きてるわ」
「(信じれられるか!)あまりに話が飛躍しすぎて理解が追いつきませんね。
証拠をお見せしてもらってもよろしいでしょうか?」
「お嬢様に対してなんて失礼な!!」 「抑えなさい、咲夜!」
咲夜さんがナイフを持って撤回を要求してくる。が、レミリアさんに止められる
「この羽と牙が証拠よ。まあ、信じるかどうかはあなたに任せるわ」
羽をぱたぱたと動かして飛んでいる
「信じましょう。人間じゃあ道具なしで空は飛べませんしね(牙はともかく)」
「で、泊めるにしても条件があるわ。私の妹の遊び相手をつとめなさい」
子どもと遊べか...一宿の対価としては安いものだな
吸血鬼なだけに血を吸われるかと思ったが
「お嬢様!?それはいくらなんでも!!」
「いいじゃない咲夜。外来人は確かに珍しいけど、特に利用価値もないのに」
「しかし!」
咲夜さんがさっきとは180°違う態度を示している。そんなに危険なのか?
「それでいいですよ。一宿の対価としては安いものです
(いやな予感はするが背に腹はかえられない)
ですが、幾つかおうかがいしたいことがあります」
「何?」
「もしも俺が館の外に逃げたらどうなります?」
「どうもしないわ
ただし、間違いなく妖怪に食われるわね」
(吸血鬼がいるんだ。妖怪がいてもおかしくないよな...)
「その妹さんとどっちが危険ですか」
「どちらとも言えないわね」
(個でこられたらなんとかなるかもしれないが、群で来られると...)
「ではあなたの妹お相手させてもらいましょう」
「死んでも知らないわよ」「どっちにしろ殺されるんなら得体の知れない怪物よりも女の子のほうがましなんでね」
「...咲夜、フランが起きるまで屋敷の中を案内しなさい」
「かしこまりました。お嬢様」
・・・まあ、せいぜい死なないように頑張るとしよう