中国、尖閣諸島周辺でパトロール常態化へ
読売新聞 9月27日(月)11時36分配信
【北京=佐伯聡士】尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件を受けて、中国政府が、同諸島近海で、漁業監視船による自国漁船の護衛とパトロールを常態化させる方針を固めたことが27日、わかった。
中国農業省が主管する漁業関係者向けの「中国漁業報」が20日付で掲載した内容を香港紙「明報」が27日伝えた。
同諸島周辺では、漁業監視船「201号」と「204号」が活動中だという。当局者は中国漁業報に対し、「漁民の生命・財産の安全を適切に保護するため、今後、漁業監視船は釣魚島周辺でパトロール活動を常態化、強化しなければならない」と強調した。
漁業監視船は農業省の所属だが、退役した海軍艦などを改造しているものもある。南シナ海では今年4月から、自国漁船の保護と他国漁船の「違法操業」取り締まりのためとして、漁業監視船2隻による常時パトロール態勢をとっている。
中国農業省が主管する漁業関係者向けの「中国漁業報」が20日付で掲載した内容を香港紙「明報」が27日伝えた。
同諸島周辺では、漁業監視船「201号」と「204号」が活動中だという。当局者は中国漁業報に対し、「漁民の生命・財産の安全を適切に保護するため、今後、漁業監視船は釣魚島周辺でパトロール活動を常態化、強化しなければならない」と強調した。
漁業監視船は農業省の所属だが、退役した海軍艦などを改造しているものもある。南シナ海では今年4月から、自国漁船の保護と他国漁船の「違法操業」取り締まりのためとして、漁業監視船2隻による常時パトロール態勢をとっている。
最終更新:9月27日(月)11時36分
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