宮崎 名物の朝市半年ぶり再開
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宮崎 名物の朝市半年ぶり再開

9月26日 12時13分 twitterでつぶやく

口てい疫の被害が最も広がった宮崎県東部の川南町で、口てい疫の発生以降、開催を見合わせていた名物の朝市が半年ぶりに開かれ、多くの人でにぎわいました。

「トロントロン軽トラ市」と呼ばれるこの朝市は、川南町の商工会が町の活性化のため、4年前から、毎月第4日曜日に開いていて地元の名物となっています。しかし、口てい疫の影響で、ことし3月を最後に開催を見合わせ、26日、およそ半年ぶりに開かれました。町の中心部の商店街には、農家や漁協関係者などの軽トラックおよそ130台が並び、荷台で新鮮な野菜や魚などが販売されました。また、宮崎県内でとれた伊勢えびのみそ汁が無料でふるまわれ、買い物に訪れた多くの人たちが旬の味覚を楽しみました。宮崎県の雇用対策で朝市のスタッフとして雇われた畜産農家の男性は「口てい疫でつらい思いをしたが、朝市の活気が戻ったのを見て、自分も早く畜産を再開できるよう頑張りたい」と話していました。