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台湾の活動家乗せた漁船、尖閣諸島近海に5時間半

2010年9月14日10時20分

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 台湾の活動家2人を乗せて尖閣諸島に向かっていた台湾漁船「感恩99号」が14日未明、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)の間の接続水域に入り、約5時間半にわたってとどまった。海上保安庁が領海に侵入しないよう警告していたが、漁船は午前8時前に接続水域を出て台湾方向に戻り始めた。

 同庁によると、漁船は同日午前2時34分ごろ尖閣諸島・魚釣島の西南西44キロで接続水域に入り、止まったり動いたりを繰り返していたが、午前7時59分ごろに魚釣島の西44キロ付近で接続水域を出た。周囲では海保と台湾巡防署の巡視船が警戒を続けたが、目立った抗議活動は確認していないという。

 活動家らは、中国漁船と海保の巡視船が尖閣沖で衝突した事件で日本に抗議し、台湾の漁業権を主張する目的で13日夕に台湾北部の漁港を出港していた。

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