「筒井康隆生誕祭」に出席した(左から)芦名星、筒井康隆、小中和哉監督=東京・シネ・リーブル池袋
映画「七瀬ふたたび」(10月2日公開)の公開を前に25日、都内でトークイベントが行われ、原作者の筒井康隆氏(76)が出演した。筒井氏は「映像化されると“原作どおりにやればいいのに”って怒るんです」と辛口トーク全開。ところが、作品の知名度が上がって印税が入ってくることには「『時をかける少女』はもう『金を稼ぐ少女』になってます」と言いたい放題だった。ステージでは24日に誕生日を迎えた筒井氏のために「筒井康隆生誕祭」も開かれ、主演の芦名星(26)、小中和哉監督(47)も祝福に駆けつけた。
(2010年9月26日)