◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
英国で今月19日に、インターネット上の自殺サイトで知り合った男女が、硫化水素を使い自殺する事件があり、24日付の英大衆紙「ザ・サン」は、日本在住とみられる人物が、同サイト上でガスの発生法などを“指南”し、自殺者と接触したと伝えた。同紙は、日本で同じ方法の自殺が多発していると指摘。遺族の怒りの声を掲載し、サイト上の人物を“けだもの”などと非難している。
自殺したのは、34歳の女性と35歳の男性。女性が、いわゆる自殺サイト上で、一緒に自殺する仲間を募り、男性と合流。19日に英南東部エセックス州の自動車内で硫化水素を発生させ、自殺した。車の窓に「開けるな危険」と警告の張り紙をしていた。事件そのものも、センセーショナルに報道されていた。
この事件に日本在住の人物が介在した可能性が浮上。サン紙によると、この人物は、自殺女性が利用したサイトに「若い自殺志願者を手助けするために、方法を開発した」などと、英語で書き込み、家庭で手に入りやすい洗剤などでガスを発生させる方法を示していた。また、自殺女性が仲間を募る書き込みをした直後に、「まだ生きているの? どんな材料を手に入れた?」などと、書き込んでいたという。
同紙は、この人物を「Dr.デス(殺人博士)」と呼び、「シッコ(病んだヤツ)」「けだもの」と厳しく非難。日本で、同様の自殺方法が異常発生しているとした上で、「メード・イン・ジャパン」として硫化水素の発生法を示した、英語サイトを掲載した。
同紙の調査では“殺人博士”は、書き込みの一部に日本の文字を使用。日本語サイトでも、自殺を広める書き込みをしているといい、日本に拠点を置く人物とみられる。昨年4月から386件の書き込みをし、今月初めに、米国で女性海兵隊員が自殺した同様の事件にも、関与したという。
硫化水素自殺は、数年前から詳細な方法がサイトで取り上げられ、現実の事例が増加し、日本国内で社会問題化していた。米国にも、昨年から同様の方法が上陸し、増加している。今回、英国にも“日本発”とされる方法が、輸入されてしまった可能性がある。
サン紙は“殺人博士”を非難するネットユーザーたちの書き込みを掲載。また、自殺した男性の父親は、自殺サイトの存在に対して「そのせいで、息子は死んだ」などと、悲しい怒りのコメントを寄せている。
(2010年9月26日06時02分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)