菊地凛子、初の濡れ場が熱い…映画「ナイト・トーキョー・デイ」

女性のイザベル監督は「映像美としてきちんとエロスを撮れる人」と菊地凛子

　女優の菊地凛子（２９）が、公開中のスペイン映画「ナイト・トーキョー・デイ」（イザベル・コイシェ監督）で大胆なぬれ場に初挑戦し、話題を呼んでいる。

　同映画は、菊地の海外初主演作で０９年のカンヌ国際映画祭のコンペ出品作。菊地は昼は築地市場で働き、夜は冷酷な殺し屋となる女を演じた。ある殺しの依頼を受けるが真実の愛を知り、標的と禁断の恋に落ちていく。

　見せ場は全裸で臨んだセルジ・ロペス（４４）とのラブシーン。脱ぐことに対して「表現者として避けて通るわけにはいかなかった」と菊地。「もちろん抵抗はありますよ。人前で脱ぐことは滑稽（こっけい）だし、カメラが暴力的に感じる時もある。でも、この作品では重要で欠かせなかった」と言い切る。「画面にいるのは私じゃない。役であって、菊地凛子が脱いだわけじゃない。そこが私の中の逃げ場」と覚悟を語った。

　先ごろのベネチア国際映画祭で映画「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ監督（４０）と一緒に現れ、真剣交際が公に。私生活でも大胆な行動で周囲を驚かせるなど、公私ともに目が離せない。