夏の虫が秋色に…“ピンク色”のバッタ!大阪・堺
堺市南区の有料老人ホームで全身がピンク色のバッタが見つかり、職員や入居者らの話題を呼んでいる。キリギリスの「クビキリギス」とみられ、通常は緑や茶褐色をしているが、環境などによる変異が原因で変色したとみられる。
同区高倉台の「グッドタイムリビング泉北泉ケ丘」で24日午前10時ごろ、スタッフが1階テラスの菜園のフェンスにとまっているのを見つけた。「驚いた。珍しいので入居者に見てもらおうと捕まえた」
体長7センチ超の“大物”で「夏の虫が秋色に染まった」と入居者らに紹介した。しばらく飼育ケースで大事に飼い、入居者に楽しんでもらった後、自然に返すことにしている。
伊丹市昆虫館(兵庫県伊丹市)によると、全身がピンク色の個体は毎年一定の割合で見つかり、遺伝や環境による変異が原因と考えられている。
[ 2010年9月26日付 ]
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